こんにちは、ayurinnです。
2024年3月10日放送の『がっちりマンデー!!』は、「学校に入り込んでがっちり!ビジネス」を紹介するという内容です。
その中で、老舗黒板メーカーの「株式会社サカワ」が特集され、社長の坂和寿忠氏が登場します。
画像を見る限り、まだまだ、若手といった印象の坂和氏ですが、何歳なのでしょうか?
老舗メーカーの社長を務めているということなので、学歴や経歴も気になります。
学生時代にお世話になった黒板。
どこの会社が作っているのかなんて、気にしたこともありませんでしたが、現在のデジタル化の波に乗って、黒板も進化しているのだとか。
そんな黒板を作っている「株式会社サカワ」とは、どんな会社なのでしょうか?
色々と気になってきたので、調べてみました。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
坂和寿忠wiki風プロフィール
- 名前:坂和 寿忠(さかわ としただ)
- 誕生日:1986年
- 年齢:37歳(2023年末現在)
- 出身地:愛媛県東温市
- 職業:株式会社サカワ4代目社長
詳しい誕生日については、明かされていませんでしたが、30代後半という若さで、創業100年を超える老舗メーカーの4代目社長をつとめている坂和氏。
彼が、社長に就任したのは、2018年。
坂和氏が、32歳の時です。
3代目社長は、坂和氏の祖母にあたる方で、副社長を務めていたのがお父さん。
一族経営で、世襲制のようですが、父親を飛び越しての社長就任。
かなり優秀な方なのでしょうね。
さらに、アイディアにも優れていて、現在の主力商品のアイディアを出したのも、寿忠氏だったようです。
寿忠氏に代替わりする前、3代目社長と副社長は、これまでの黒板製造だけでは生き残っていけないという危機意識を持っていたのだとか。
デジタル化が進み、少子化も加速する中、従来の黒板だけで売り上げを上げていくことには、限界もあったのでしょう。
どのくらいのサイクルで黒板の寿命が来るのか分かりませんが、一度設置したら、長期間使用されるイメージがありますよね。
その危機を救ったのが、当時、常務取締役を務めていた寿忠氏。
プロジェクションマッピングから着想を得て、
「誰でも簡単に利用できるようにスマホアプリから操作できるシステムを作って、黒板に写しだせないか?」
というアイディアが浮かんだのだとか。
システム開発会社の協力を得て、通常の黒板に画像や動画を投影できるアプリの開発に成功。
2015年に開催された『教育ITソリューションEKPO』で発表したところ、予想を超える約500校から試用の申込があったと言います。
老舗メーカーに新たな風が吹き込まれた瞬間でした。
こんな素晴らしいアイディアを持っている坂和氏ですが、どのような学生時代を過ごしていたのでしょうか?
坂和寿忠氏の学歴は?
老舗黒板メーカーの跡継ぎとして誕生した坂和氏。
子供の頃から、跡を継ぐ以外の道は考えることができないくらい、黒板屋になるということを刷り込まれてきたのだそう。
何の疑問も持たず、小学校の頃の将来の夢は、「黒板屋」と書いていたそうです。
学歴については、出身校名は公開されていませんでしたが、小・中・高と、松山で過ごしていた様子。
子供の頃から、詰込み型の勉強は苦手だったのだとか。
一方、図工や音楽など、何かを作り出す科目は得意だったそうです。
さらに、人前で話すことも好きだったという坂和氏。
この頃から、アイディアマンとして、コミュニケーションスキルも自然と磨かれていたのかもしれませんね。
また、新しいことに挑戦する行動力も、この頃から育まれていました。
小学生の頃から一人旅をするなど、自分の知らないことや新しいことに挑戦することが好きな好奇心旺盛な少年だったようです。
高校時代は、特待生だったため、勉強にも力を入れていたようですが、路上ライブをするなど新しいことへの挑戦は、継続していました。
高校卒業後は、東京の大学へ進学。
実家が、建築業を始めた時期だったため、建築学科へ進んだそうです。
やはり、跡継ぎとしての責任からか、まず第一に考えるのは家業のことだったようですね。
大学で学んだ建築は、一から創り出す設計やデザインにはまり、自分の世界をさらに広げてくれたようです。
その時に、プログラミングも学び、現在の仕事に活かされているのでしょうね。
しかし、大学生活で、色々な経験をする中で、黒板の未来に不安を覚えるようになったと言います。
大学卒業後の経歴は、どのようなものなのでしょうか?
坂和寿忠氏の経歴は?
将来に不安を感じながらも、家業の黒板屋を継ぐために、新卒で「株式会社サカワ」に入社。
創業一族ということからか、入社1年目で任された仕事は、東京支店の立ち上げ。
支店の経営を軌道に乗せるため、営業の毎日だったと言います。
しかし、人前で話すことが好きだった坂和氏は、持ち前のコミュニケーション能力と行動力で、営業成績を伸ばしていきました。
タイミング的にも、いい時期だったのかもしれません。
国が電子黒板を推奨し始めた時期だったため、面白いように売り上げは伸び、営業トップにまで上り詰めたとのこと。
電子黒板という新しい黒板を扱っているということで、一時期、襲われていた不安は解消されていたようです。
しかし、数年後、電子黒板を販売した学校で、埃をかぶっている電子黒板を発見。
扱い方が難しかった電子黒板が、現場に浸透していない現実を知ります。
そんな時に、前述したアプリのアイディアを思いついたのだとか。
たまたま、みていたTV番組で、チームLABOがテクノロジーアートの分野で、楽しそうに仕事に取り組む姿を発見。
「仕事って、楽しくやっていいものなんだ!」
と、気が付いたそうです。
確かに、「生活のための仕事だから、楽しくないものだよね。」と、あきらめ半分で働いている人が多い中で、イキイキと仕事に取り組む人を目にすると、「楽しいことばかりじゃないでしょ」と思う反面、「あんな風に仕事に取り組んでみたい」と思ったこと、ありますよね。
それに気づいた坂和氏は、「楽しく仕事をしている人」をリストアップ。
その中でも強烈に印象に残った「企画制作集団のカヤック」に連絡を取り、新しい「株式会社サカワ」の挑戦が始まっていきました。
そして、「100年変わらない黒板を変える」という思いを胸に、アナログな黒板にデジタルを掛け合わせていくという分野に挑戦し、企業と共に、成長し続けています。
そんな坂和氏が社長を務める「株式会社サカワ」とは、どのような会社なのでしょうか?
株式会社サカワってどんな会社?
漆塗りの技術を基盤に、1919年に愛媛県で創業した老舗黒板メーカー。
現在は、創業100年を超える老舗ながら、伝統を引き継ぎつつ、黒板に新しい風を吹き込んだ4代目社長坂和寿忠氏が率いる会社です。
愛媛県に本社があり、東京に支店を有しており、それぞれに次の部門を担っています。
- 愛媛本社:製造部門、営業・サポート部門
- 東京支店:クリエイティブ部門、営業部門
そして、4代目社長が掲げる「黒板屋であり、挑戦屋」という企業理念に惹かれた若者たちが、次々と入社。
坂和氏が入社した2009年当時は、15名ほどだった社員も30名ほどに増加。
社員の平均年齢も32歳と若く、4代目社長の就任で、会社も新しく生まれ変わっています。
社長を筆頭に、意欲ある社員たちが新しいサービスや製品を考え、伝統的な資産と新時代の技術を融合させ、「楽しい仕事」として発信し続ける会社。
「株式会社サカワ」とは、そんな会社だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、創業100年を超える老舗メーカーでありながら、時代の流れに合わせた新しい取り組みに積極的に挑戦する「株式会社サカワ」の社長を務める坂和寿忠氏をご紹介しました。
黒板屋の跡継ぎとして生まれ、将来は黒板屋になるということを刷り込まれてきた坂和氏。
伝統を引き継ぐだけでなく、デジタルとの融合という新しいことに、果敢に挑戦する行動力を持っています。
さらに、その社長の理念に共感した若い力が、これからも、どんどん新しい挑戦をし続けてくれることでしょう。
でも、「株式会社サカワ」が開発している黒板を、見たことありますか?
都会の学校では普及しているのでしょうか?
子供たちが通う公立の学校では、見たことがありません。
今後、地方や公立の小中学校などにも、普及することを願っています。
今後の活躍が、とても楽しみな企業ですね。
これからの、益々のご発展を祈念しております。
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