こんにちは、ayurinnです。
昨年10月、偉大な名優・西田敏行さんが急逝されました。
衝撃のニュースに、日本中が驚きと悲しみに包まれたことが、今でも昨日のことのように思い出されます。
私と同郷で、競争が激しい芸能界の中で、最期まで第一線で活躍された西田敏行さん。
地元の誉れであり、人格的にも大変すばらしい人物でした。
そんな西田敏行さんは、「不世出の名優」という言葉で表現されることがあります。
無知な私は、「「不世出の名優」ってどんな意味?読み方はどう読むの?」と、とっても気になってしまいました。
これまでの功績をたたえる言葉なんだろうなと思いつつ、正確な意味を知らなかったので、皆さんにもご紹介します。
さらに、「不世出の名優」西田敏行さんのお別れの会が、近々、開催されます。
- 場所はどこ?
- 開催日時はいつ?
- 一般人も参列できるの?
と、気になったので、こちらについても併せてご紹介しちゃいます。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
不世出の名優・西田敏行とは?
2025年2月18日放送の西田敏行さんの追悼番組は『緊急特別番組 ありがとう西田敏行さん 〜不世出の名優 安らかに…〜』というタイトルで放送予定。
そのタイトルを見た瞬間「不世出の名優」とは?
と、気になってしまったので、読み方や意味をご紹介します。
読み方は?
「不世出の名優」は、「ふせいしゅつのめいゆう」と読みます。
最初、私は「ふせ・・・で?」と呼んでしまいましたが・・・(お恥ずかしい)。
どれも簡単な字ですが、熟語になると途端に読み方が難しくなる言葉って多いですよね。
使われている言葉を見ると、「不」「世」「出」。
頭に「不」という否定的な文字が来るので、一瞬、悪い意味の言葉なのかなとも思ってしまいましたが、西田敏行さんの功績をたたえている言葉なので、悪い意味のはずはないですよね。
正しい意味を調べてみましたので、皆さんも、チェックしてみてください。
どんな意味?
不世出の意味は、
めったに世に現れないほどすぐれていること。
引用元:goo辞書
です。
ということは、
「不世出の名優」とは、めったに世に現れないほど優れた俳優。
という意味になります。
頭の「不」は「世」に「出」を打ち消し、めったに世に出ないということを表していたんですね。
由来を調べてみたところ、中国前漢時代の歴史家の一人・司馬遷による『史記』に、「功は天下にふたつとなく、略は世に出でざる者」書かれていたことから、「世に出でざる」が「不世出」の由来になったという説が・・・。
実際、司馬遷自身も「不世出の歴史家」と呼ばれていたのだそう。
「不世出」。
まさに、西田敏行さんのためにあるような言葉ですね。
言葉は悪いですが、容姿が重視されがちな芸能界で、独自の路線を切り開き、類まれなる演技力で芸能界の第一線で活躍し続けた西田さん。
彼が画面に出てくると、空気が変わり、その演技力に惹きつけられてしまいます。
愛嵐いキャラクターを演じていたかと思えば、腹黒いキャラクターを演じたり、コミカルな役柄からシリアスな役柄まで、自由自在に演じ分けるその演技力には圧倒されました。
まだまだ、これからも素晴らしい演技を見せてくれるだろうと期待していただけに、訃報を聞いた時には、頭が真っ白になってしまいました。
きっと、天国でも数々の名優とともに、俳優談議に花を咲かせていることでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
そんな西田敏行さんの「お別れの会」が近々、開催されます。
開催場所や、日時、参列方法などもまとめてみましたので、合わせて確認してみてください。
西田敏行さんのお別れの会は一般人も参列可能?
開催場所はどこ?
会場となる「増上寺」は、徳川将軍家とのゆかりが深く、600年の歴史を持つ由緒のあるお寺。
こちらのお寺では、数多くの著名人の葬儀やお別れの会が行われていることでも知られています。
安倍晋三元総理大臣や、千葉真一さん、三木たかしさん、南田洋子さん、大橋純子さんなどの葬儀・お別れの会が執り行われています。
開催日時はいつ?
どうやって参列するの?
素晴らしい演技力で多くのファンを感動させてくれた西田敏行さん。
一ファンとしては、ぜひ、お別れの会に参列したいと思いますよね。
「お別れの会」の会には、一般人も参列することができるのでしょうか?
西田敏行さんの公式サイトを確認したところ、
この度、亡き西田敏行のお別れの会を
引用元:西田敏行公式サイト
執り行なうことと致しました。
一般の方の献花台をご用意させて頂きます。
生前より応援して頂きまして、大変ありがとうございました。
と、お知らせされていました。
一般人に対しては、献花台が用意されるようです。
献花台は、光摂殿入り口の前に設置予定とのこと。
受けつけは、午後15時まで。
残念ながら、会場には入れるのは、招待者のみのようです。
ですが、当日放送される西田敏行さんの追悼番組で、「お別れの会」の様子も放送されるとのこと。
西田敏行さんを忍びながら、これまでの彼の功績とともに、自宅で、最後のお別れの時間を静かに過ごすのもいいかもしれませんね。
西田敏行さんのプロフィール・経歴
中学を卒業し、上京したという西田さん。
明大中野高校から、明治大学に進学。
大学を中退し、1970年に劇団青年座に入団し、芸能人生がスタート。
入団した年に、『情痴』で初舞台を経験。
その後、様々な舞台を経験し、映画やドラマ、歌手活動など、幅広い分野で活躍。
類まれなる演技力は、高い評価を受け、「日本アカデミー賞主演男優賞助演男優賞」「ゴールデンアロー賞」「ブルーリボン賞」など、数多くの映画賞を総なめ。
2008年には、紫綬褒章を受章するなど、その功績は広く認められているところです。
大河ドラマにも数多く出演し、歴代最多主演俳優となっている西田さん。
大河ドラマで徳川将軍を演じた回数は、実に3回。
出演作品も『釣りバカ日誌』をはじめ、『白い巨塔』『ドクターX』など、話題作ばかりですよね。
さらに、「もしもピアノが弾けたなら」は今でも歌い継がれる名曲です。
改めて、西田敏行さんの出演作品を見返したいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「不世出の名優」と言われる西田敏行さんについて、「不世出の名優」の読み方や意味をご紹介しながら、これまでの功績を振り返ってみました。
- 「不世出の名優」とは、「ふせいしゅつのめいゆう」と読み、「めったに世に現れないほど優れた俳優」という意味。
- まさに、西田敏行さんのためにあるような言葉でした。
- 「お別れの会」は、2025年2月18日に、増上寺で開催。
- 13時から15時で開催され、一般人向けに献花台も用意されるとのこと。
- さらに、2月18日には、西田敏行さんの追悼番組も放送予定で、「お別れの会」の模様も放送予定です。
ご冥福をお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント