こんにちは。ayueinnです。
パリ五輪が開幕し、次々と注目競技が行われています。
パリとの時差があるため、競技のメインは夜中に放送されることが多く、寝不足の毎日。
そんな中、日本のお家芸でもある柔道に注目が集まってますよね。
それぞれの階級で金メダルの獲得が期待される競技だけあって、日本チームに弾みをつけるためにも頑張ってほしいですね。
特に私が注目しているのが、柔道女子63キロ級に出場する日本代表選手高市未来選手。
2022年に元日本代表の高市賢悟選手(柔道男子66キロ級)と結婚し、旧姓の田代から高市に選手登録名を改姓。
今回のパリ五輪は、まさに夫婦二人三脚で挑む初のオリンピックになります。
ぜひ、金メダル目指して頑張ってほしいと思いながら、
改めて、
- 高市未来(柔道女子63キロ級日本代表)とは、どんな選手なの(プロフィールは)?
- これまでの戦績は?
- 最強のライバルがいるという噂があるけど、金メダルの行方は?
など、色々なことが気になってきてしまったので、皆さんにもご紹介したいと思います。
少しでも気になった方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
高市未来(柔道女子63キロ級日本代表)選手wiki風プロフィール!
兄が柔道していたことがきっかけで、自然に柔道を始めていたという高市選手。
目の前のことを一つ一つ誠実にこなしていき、一つ一つクリアできることが単純に楽しかったのだとか。
それを続けているうちに、中学・高校と柔道漬けの日々を送り、現在の所属チームであるコマツに入社。
まさに、コツコツと積み上げてきたものが力になり、技が磨かれ、現在の高市選手を形作っているのですね。
高市選手は、「自身を器用な選手ではない」と分析。
「オリンピック選手になりたい」という強い思いを持って柔道に取り組んできたというよりは、一戦一戦必死に立ち向かい、泥臭く戦ってきた結果が今に繋がっていると語っていました。
パリ五輪に向けて、「泥臭く、一生懸命戦い続ける私の柔道を、ぜひ観てほしい」と語る姿には自信がみなぎり、パリ五輪への熱い闘志が目に見えるようでした。
一方で、パリ五輪への出場権を獲得した「グランドスラム・東京2023」では、表彰台で感極まり、涙を見せる場面も・・・。
「涙もろいんですよ・・・。」
と、はにかむ姿は好感が持てました。
ぜひ、パリ五輪でも表彰台の最上段で、涙を流して喜ぶ姿を見せてほしいですね。
また、これまで世界の強豪と戦い続ける緊張の柔道人生を送ってきた高市選手。
最近は少し周りを見る余裕も出てきて、海外遠征の時に、その国の方々の様子を観察したり、ご当地グルメに挑戦してみたりと、息抜きの時間も取れるようになったと言います。
そんな高市選手の最高のマインドセット法はコーヒーブレイクなんだとか。
「コーヒーをゆっくり味わいながら、韓国ドラマを見てリラックスすることにはまっている」と話していました。
旦那さんの賢悟さんと、一緒にコーヒーを飲みながら、癒しの一時を過ごしているのかもしれませんね。
高市未来(柔道女子63キロ級日本代表)選手の主な戦績
2013年 | 全日本選抜体重別選手権大会 東アジア競技大会 講道館杯全日本体重別選手権大会 グランドスラム・東京 | 3位 優勝 3位 2位 |
2014年 | グランドスラム・パリ 全日本選抜体重別選手権大会 | 3位 3位 |
2015年 | 全日本選抜柔道体重別選手権大会 アスタナ世界柔道選手権大会 グランドスラム・東京 | 優勝 3位 3位 |
2016年 | グランドスラム・パリ リオデジャネイロ五輪 | 2位 5位 |
2017年 | グランプリ・フフホト 講道館杯全日本体重別選手権大会 グランドスラム・東京 | 優勝 2位 優勝 |
2018年 | グランドスラム・パリ バクー世界選手権大会 グランドスラム・大阪 グランドスラム・デュッセルドルフ | 2位 2位 3位 優勝 |
2019年 | 是日本選抜柔道体重別選手権 グランドスラム・バクー 世界柔道選手権東京大会 グランドスラム・大阪 ワールドマスターズ | 優勝 優勝 2位 3位 3位 |
2020年 | グランドスラム・デュッセルドルフ | 優勝 |
2021年 | グランドスラム・タシケント | 優勝 |
2022年 | 講道館全日本体重別選手権大会 グランドスラム・東京 | 優勝 優勝 |
2023年 | ドーハ世界柔道選手権大会 ワールドマスターズ アジア競技大会 グランドスラム・東京 | 3回戦敗退 2位 優勝 優勝 |
2024年 | グランドスラム・アンタルヤ | 3位 |
まさに柔道漬けの日々と言えるほど、過密なスケジュールをこなし、数多くの世界大会で素晴らしい戦績を残してきた高市選手。
前回大会の東京五輪では、まさかの2回戦で敗退。
敗者復活戦に進むこともできず、不本意な結果に・・・。
なので、今回のパリ五輪には、並々ならぬ闘志を燃やしているはずです。
旦那さんという力強いサポーターも手に入れた高市選手。
彼女は、立ち技も寝技も得意としており、内股や大外刈、小外刈で一本勝ちやポイントを取得することが多い選手。
さらに、寝技では、抑込技に加え、締め技や腕挫十字固などの関節技も駆使するバラエティに富んだ技を持っています。
対戦相手がどんなスタイルで向かってこようとも対処できるよう、技に磨きを掛けパリ五輪への準備にも余念はありません。
高市未来(柔道女子63キロ級日本代表)選手の金メダル予想
高市選手の最大のライバルと言われているのがフランス代表のクラリス・アグベニュー選手。
アグベニュー選手は、2013年、2014年、2018年~2020年の世界選手権で優勝。
一方で、高市選手は、2018年、2019年の世界選手権でアグベニュー選手に敗れ2位。
アグベニュー選手に対しては最強のチャレンジャーとして高市選手が挑む構図が多い様子。
これまで、12度対戦し、高市選手が勝利したのは、わずか2勝。
しかし、これだけの対戦経験を重ねた高市選手も成長しています。
アグベニュー選手の体力を削り、磨き上げた足技と組み手の厳しさで相手を追い詰め、いかにしてとどめを刺すかで高市選手の勝率は格段に上がるという予想の声も・・・。
自身のスタイルを貫き、泥臭く、勝ちにどん欲に戦う姿を見せてくれることを期待します。
そうすれば、金メダルへの道筋も見えてくるのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
今回は、パリ五輪で柔道女子63キロ級に出場する日本代表の高市未来選手について、ご紹介しました。
- 柔道をやっていた兄の影響で、自然と柔道を始めたという高市選手。
- 自信を「器用な選手ではない」と分析し、多々ひたすら目の前の試合を泥臭く戦い続けてきたことで、現在につなっがっていると言います。
- 立ち技も寝技も巧みに操るバラエティーに富んだ技を駆使する高市選手。
- 2022年に、元日本代表の高市賢悟選手と結婚し、強力なサポーターを得て挑むパリ五輪では、金メダルの期待が大きくかかっています。
- 最大のライバルであり友人でもあるというクラリス・アグベニュー選手。
- これまでの経験を活かし、自身の持ち味を発揮できれば金メダルも夢ではありません。
ぜひ、悔いなく、自身の持てる力を発揮し、オリンピックという夢舞台を楽しんでほしいと思います。
頑張れ、高市未来選手!頑張れ、柔道女子日本代表!!頑張れ、ニッポン!!!
※高市未来選手のライバルであり友人でもあるクラリス・アグベニュー選手については、コチラをチェック!
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