こんにちは、ayurinnです。
2024年1月19日に放送される『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』に、あの柔道選手の角田夏実さんが出演されます。
このクイズ番組は、成功報酬300万円を目指し、小学生なら分かるとされる超難問に挑戦する内容ですよね。
高学歴の芸能人たちが、惜しくも敗退していく姿が印象的な番組です。
そんなクイズ番組に、パリ五輪での金メダルが期待される角田夏実選手が出演されるという情報をキャッチ。
色々と気になってきてしまいました。
- クイズ番組に出るくらいだから、高学歴なの?
- 実は教員免許を持っているって本当?
- 可愛らしい外見が人気だけど、年齢は?
ということで、今回は、角田夏実選手について、深堀していきたいと思います。
皆さんも一緒に確認してみてくださいね。
角田夏実さんの学歴は?
出身中学:八千代松陰中学校→勝田台中学校
小学2年生から始めた柔道を、中学校でも続けていた角田選手。
中学2年生の時に全国中学校柔道大会に出場するも、試合開始13秒で一本背負い投げで初戦敗退。
この敗戦をきっかけに、強くなりたいという思いが強くなり、八千代高校の稽古にも参加するようになったそうです。
そして、全国大会常連校の八千代高校への進学を希望するも、在学していた八千代松陰中学校の柔道部は部員も少なかったことから、中学3年生の10月に勝田台中学校へ転校。
中学生の頃から、全国を見据えた目標を持ち、強い意志で将来を選んでいたのでしょうね。
出身高校:千葉県立八千代高等学校
高校は、本人の希望通り、柔道の強豪校である八千代高校に進学します。
さすがに強豪校というだけあって、練習は厳しいものだったようです。
その分、練習環境には恵まれており、合宿で大学を訪れることもあり、現役大学生と練習できる環境は、彼女にとって、プラスの影響が大きかったとのこと。
- 高校2年生のインターハイ 3位入賞
- 全国高等学校柔道選手権大会 5位
という、見事な成績を収めます。
しかし、高校3年生のインターハイでは、5位にとどまり、思うような結果を残せず、柔道をやめることも考え始めたのだとか。
大学進学は考えていたものの、柔道で大学に行く気はなかったといいます。
厳しい練習に耐えながらも、結果が付いてくるからこそモチベーションが保てるということもありますよね。
一流のアスリートでも、結果が出ないと弱気な部分が出てしまうんだなあと、少し身近に感じました。
出身大学:東京学芸大学
将来の目標が見いだせないまま志望校を考えていた角田選手に、柔道部の強化を始めたばかりの東京学芸大学の監督から、声がかかったそうです。
角田選手は、柔道を続けながら、勉強にも打ち込める環境だろうと考え、同大学への進学を決意。
そして、同大学への進学が、角田選手の転機となったのだとか。
柔道部の強化を始めたとはいえ、強豪校でもなかったため、練習は自主的に取り組む内容が多く、自分でいろいろと考えて練習をするように・・・。
そして、監督は、角田選手のスタイルを否定することなく、ちょっとずれているような柔道でも親身になって受け入れてくれたそうです。
そこから、柔道が好きだなと思えるようになり、面白みを感じるように・・・。
寝技や関節技を得意とする角田選手ですが、日本では、立ち技で一本を取ることが重視される傾向にあったため、異なる位置にいると感じることが多かったのだとか。
ですが、大学の監督からは修正を求められることはなかったといいます。
自分のスタイルが受け入れられ、練習にも力が入るようになった角田選手は、成績も出るようになり、卒業後も、柔道を続けることを決断し、現在に至ります。
こうして、学歴を見てきましたが、
「柔道づけの毎日で、勉強なんていつしてたの?」
と、思ってしまいました。
ですが、実は、中学受験を経験し、小・中の教員免許を取得されているとのこと。
何かをやり遂げる集中力のある人は、時間の使い方も上手なのでしょうね。
まさに、文武両道。
どちらも結果を残せるというのは、素晴らしいですね。
角田夏実さんのプロフィール
1992年生まれの31歳です。
個人的なイメージですが、オリンピックで活躍される選手は、若年齢化が進み、10代後半から20代くらいが、メインで選ばれているのかなあと思っていました。
ですが、角田選手は30代。オリンピックに選出されるのも初めてです。
というのも、以前、角田選手が挑戦していた階級は52㎏級。
この階級は、兄弟で金メダルを獲得した阿部詩選手が有名ですよね。
52㎏級を代表する選手の一人ではありましたが、若手が台頭してくる中で、勝てない日々が続いたといいます。
オリンピックに手が届きそうなのに、勝てない。
どうすれば・・・。
と、考えたときに、頭に浮かんだのは48㎏級への階級変更でした。
「自分はもう置いて行かれてしまった。」
「でも、48㎏級なら、まだ望みがあるのでは」
そして、本格的に48㎏級に階級変更してから挑んだ大会で、見事、優勝。
その後も、48㎏級を主戦場としましたが、東京オリンピックの選手選考までは、実績を積み上げる期間がなく、補欠に選ばれるにとどまりました。
東京五輪での引退を考えていたということですが、東京五輪直前の世界選手権で、優勝を果たしたことにより、気持ちが傾きます。
「できるところまでは頑張ろう」
と、決意を新たに、柔道と向き合うことに。
そして、
怒涛の世界選手権3連覇。
世界ランキング1位。
見事な結果を残し、31歳で、パリ五輪の代表選手に選出。
大学時代に、自分のスタイルを受け入れてもらい、自ら練習に取り組む環境があったからこそ、紆余曲折を繰り返しながらも一歩一歩確実に夢に近づいてきたんですね。
年齢や性別などによって、自ら限界を決めてしまうことも多いと思います。
ましてや、世間の目もそうですよね。
でも、
挑戦したいことがあるのなら、やり切る。
そのあとで、次の行動を考えても遅くはないのかもしれませんね。
角田夏実さんの実績(48㎏級・最近)は?
2021年 | 世界柔道選手権・ブダペスト大会 | 48㎏級 | 優勝 |
2022年 | 柔道グランドスラム・パリ | 48㎏級 | 優勝 |
2022年 | 全日本選抜柔道体重別選手権大会 | 48㎏級 | 2位 |
2022年 | 柔道グランドスラム・ウランバートル | 48㎏級 | 優勝 |
2022年 | 世界柔道選手権・タシケント大会 | 48㎏級 | 優勝 |
2022年 | 柔道グランドスラム・東京 | 48㎏級 | 3位 |
2023年 | 世界柔道選手権大会・ドーハ大会 | 48㎏級 | 優勝 |
2023年 | アジア競技大会柔道競技 | 48㎏級 | 優勝 |
世界選手権3連覇中。
世界ランキング1位。
出場する大会は、ほぼ優勝。
素晴らしい成績ですね。
着実に実績を重ね、見事、パリ五輪の切符を手に入れました。
寝技や関節技を駆使した1本勝ち。
パリ五輪でも、私たちに大きな感動を与えてくれることでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
パリ五輪で金メダルが有力視される角田夏実選手について、深堀してみました。
小・中の教員免許を有し、文武両道の彼女。
31歳という年齢もものともせず勝ち続ける強さは、見ているものに感動を与えてくれます。
パリ五輪の開催もいよいよ、近づいてきました。
念願のオリンピックのステージで、実力を遺憾なく発揮し、活躍してくれることを期待しています。
頑張れ!!角田夏実選手
※同じく、パリ五輪での金メダル獲得が有力視されるプロスポーツクライマーの楢崎智亜選手の情報は、こちらをチェック!
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