こんにちは、ayurinnです。
2024年2月4日放送の『ナニコレ珍百景』に、すごい高校生が出演するという情報をキャッチ。
すごい高校生って一体、何者?
と、思いながら調べてみると、どうやら、熱い思いを胸に高校生で起業した石川県出身の女子高生らしいという情報が・・・。
その名も、薄井華香(うすいはるか)さん。
現在、高校3年生。
地元の金沢市から、単身上京し、一人で頑張っているとのこと。
その行動力に驚くとともに、まだあどけない表情の残る彼女の魅力に惹きつけられてしまいました。
そんな、すごい高校生を皆さんにも知ってもらいたいと思い、調べたことをご紹介します。
ぜひ、最後までお付き合いください。
すごい高校生薄井華香(うすいはるか)さんとは?
2021年6月に、高校1年生という若さで、地元の金沢市から単身上京。
自身は通信制高校で学びながら、仕事と学業を両立しているとのこと。
というのも、高校進学を考えた際、地元に進学したい高校が見つからず、東京での進学を決意。
東京への進学を決める際に、親に相談すると、
「広い世界を見るのもいいのでは。」
と、後押ししてくれたそうです。
素敵なご両親ですね。
親としては、中学校を卒業したばかりで、都会に出すなんて心配も大きかっただろうにと、つい、親目線で考えてしまいました。
子供を信じ、子供の可能性を広げて、静かに見守る
子供にとって、これ以上心強いことはないんじゃないでしょうか。
そのおかげで、自分の夢に向かって突き進むことができているのでしょうね。
そんな素敵なご両親の支えもあり、現在では、完全独立した自社ブランドのお店をオープンするまでに成長。
今後の店舗展開にも、期待大ですね。
起業への思いは?
高校1年生という若さで起業した薄井さんですが、起業への思いはとても熱いものでした。
ご両親が、果物や野菜の仲卸業を営んでいたことが影響しているのだそうです。
少しの傷があるだけで、味や品質には問題がないのに捨てられてしまう果物がたくさんある
という現実を目の当たりにしてきた彼女。
そんな環境の中で、フードロスについて考えるようになったと言います。
大好きな果物が、些細な理由でたくさん廃棄されている現実に、胸を痛めていました。
そんな果物を使って、みんなを笑顔にできたらと考えたのが起業のきっかけなんだとか。
味には何も問題がない廃棄寸前の果物を使用し、美味しいスイーツを作り、フードロスを減らしたい。
そんな熱い思いを胸に、起業を決意。
「起業したい」
と、ご両親に相談した時も、
「やりたいことが見つかってよかったね。」
と、背中を押してくれたそうです。
「やりたいことが見つからない」という若者が多い中、夢に向かって前向きに突き進む薄井さんの姿は、同世代の子供を育てる親としては、励まされると同時に、羨ましくもあります。
ですが、彼女も、中学生の頃は、学校に行けない時期もあったのだとか。
周りに誇れるものもなかったから、自分にしかできないことって何だろうと考え・・・。
それは、「みんなより早めに社会に出て、何かを形にすることじゃないか」と思い起業したそうです。
今、何をしたらいいのか分からないという若い方たちも、少しでも興味が引かれるものがあれば、失敗を恐れず、チャレンジしてみるといいのかもしれませんね。
薄井さんのように、やりたことが見つかるかもしれませんよ。
女子高生起業家とは?
2021年6月、高校1年生の時に、「株式会社Soffione(ソッフィオーネ)」の代表取締役に就任。
東京都世田谷に『金沢フルーツ大福凛々堂経堂店』をフランチャイズによりオープン。
地元で、起業への思いを募らせていた時に、フルーツ大福店の社長さんに、自分の思いを伝えたところ、「いいね。」と言ってもらえたことがきっかけ。
そのグループ店として、上記の店舗をオープンしました。
そこでは、定番商品のほかに、薄井さんオリジナルの商品である「フルーツレスキュー大福」を販売。
売り先がないだけで、見た目も味も問題がないのに廃棄寸前となった果物を使った商品。
お客さんの反応も好調だったようです。
チェーン店としての経営が軌道に乗る中、起業のきっかけとなったフードロス削減への思いをさらに広めるため、独自のお店をオープンすることを決意。
2022年12月、「金沢フルーツ大福凛々堂」とのFC契約を終了し、完全独立した自社ブランド「華果(はなか)」として、リニューアルオープン。
これまで、販売してきたフルーツ大福も販売しつつ、フルーツ羊かん、フルーツ飴などの新商品も開発。
オープン初日から、たくさんのお客さんが訪れる盛況ぶりでした。
また、生産者さんたちの声を届けるために、農家の方たちのところに出向いて行って、お話を聞いたり動画に撮影し、お店で動画を流す取り組みも行っています。
生産者さんの思いに触れることで、
「せっかく丹精込めて作ったのに捨てられてしまう果物を減らしたい」
という思いが強くなったと言います。
「どうせ高校生なんかが・・・。」と言われることもあるようですが、それが自分の一番の魅力と、とても前向きです。
そして、これまでのフードロス飲食事業に加え、「華果」のブランドを冠した果物をスーパーや百貨店などに展開することを予定しているそう。
さらに、ECサイトもオープン予定とのことです。
これまで以上に、身近な存在として、「華果」の商品を手に取れそうですね。
あわせて、フードロスを考える機会にもなりそうです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、女子高生で起業し注目を集めている薄井華香さんについて、ご紹介しました。
現役の女子高生の、発想力と行動力に元気をもらえた気がします。
これからも、さらなる事業展開が予定されており、目が離せませんね。
今後の益々の発展を期待しています。
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