なぜピカソの絵のような間取り図に?理由・場所はどこ・設計士は誰徹底調査【見取り図の間取り図ミステリー第6弾】

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こんにちは、ayurinnです。

2025年2月27日に、大人気バラエティー『見取り図の間取り図ミステリー』の第6弾が放送予定。

当番組は間取り図にまつわる不思議な謎をクイズ形式で解き明かしていくバラエティー番組で、今回で6回目の放送となります。

放送内容を調査していたら、気になる間取り図を発見。

その間取りとは、ピカソの絵のような間取り図」!

「えっ!?ピカソの絵ってどういうこと?」

間取りといえば直線的なイメージだったので、曲線をふんだんに使用したピカソの絵が間取り図になるってそんなことあるの?

と、興味がわいてしまいました。

そこで今回は、

なぜ、ピカソの絵のような間取り図になったのか理由を徹底調査!

さらに、場所はどこにあるの?」「設計士は誰?など、気になることを紹介していきたいと思います。

少しでも気になる方は、ぜひ、最後までお付き合いください。

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なぜピカソの絵のような間取り図に?

今回の放送で、ピカソの絵のような間取り図の謎を解き明かしていく調査員は、宅建士の資格を持つというアナウンサーの藤井貴彦さんです。

こちらの記事では、なぜ、そんな間取りになったのか理由を紹介していきたいと思います。

放送前に記事を執筆しているので、私が独自に調べた結果で、この家だろうと予想し記事を執筆しています。

もし、放送で違う間取り図の家だったことが判明した場合には、申し訳ありません。

しかし、今回ご紹介するこちらの間取りも、とっても不思議な間取りなので、興味のある方には面白く読んでいただけるかなと思います。

それでは、前置きが長くなりましたが、理由についてご説明させていただきます。

まずは、こちらの間取りをご覧ください。

画像引用:BSAsahi「アパート8戸をひとつに ピカソの絵を思わせる千葉の家」2階間取り図

素人の私では、間取りを見ただけではどんな家なのか、まったく予想ができません。

なぜ、こんな間取りになったのでしょうか?

実は、こちらの家は、もともとアパートとして利用されていたのだそう。

親が経営していたアパートを譲り受けた家主は、最初は、更地にして自宅を建てる予定だったと言います。

しかし、見積もりを取ったところ、予算内で建てられるのは、予定よりも小さな家。

家族4人が快適な生活を送るために、建築家さんと一緒に検討を重ねた結果、アパートを生かしてリモデルすることを決断。

その結果、これまでとは比べ物にならないほど、広くて快適な住まいを手に入れることが可能に。

もともと一般的な1Kタイプの部屋が8戸作られた典型的なアパートだったこちらの建物。

家の真ん中に吹き抜けを作ったり、元ピアノ講師の奥様のピアノ部屋を作ったりするため、あえて垂直や水平をずらし、壁や床を斜めに切り取り間取り図を作成。

アパートの規則性を感じさせず、隣り合った壁や床はスペースの違いを強調するため、色を変えるなど、随所に工夫がちりばめられています。

真ん中に設置した吹き抜けにより、各部屋が完全に独立しておらず、家族がどこにいてもつながりを感じられるような素敵な家が完成。

遊び心を取り入れながら、家族のつながりを大切にして規則性を感じさせない間取りを作っていった結果、ピカソの絵のような間取り図が完成したようですね。

外観は、普通のアパート風なだけに、一歩家の中に足を踏み入れると、違う世界に飛び込んでしまったかのような錯覚に陥ってしまう素敵なお宅です。

パステルカラーを基調とした可愛らしい内装で、木材のあたたかさを感じられる住み心地のよさそうな家。

こんな家に住んでいたら、居心地がよすぎて、超インドア派になってしまいそうですね。

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場所はどこ?

こちらの「ピカソの絵のような間取り図」の家は、千葉県千葉市蘇我にあるお宅のようです。

2023年6月3日放送のBS朝日による『辰巳拓郎の家物語リモデル☆きらり』に取り上げられ、メディアでも紹介されています。

千葉市蘇我は、東京湾に面する町。

こちらの土地には、昔からの言い伝えが残っており、かつてヤマトタケルノミコトが東国地方を統一しようと軍船に乗り、このあたりに差し掛かった時に、雨風が強くなり沈没の危機に。

その危機を救うべく、その地を治めていた蘇我氏の娘とヤマトタケルノミコトの妃がともに海に身を投げ、波風を収めたのだそう。

そして、現在もこの地に立つ神社蘇我比咩(ひめ)神社で祀られているそうです。

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設計士は誰?

前述のテレビ出演の際のアーカイブ記事に、設計を担当した設計事務所の情報が公開されていました。

  • 事務所名:株式会社河内建築設計事務所
  • 住所:東京都豊島区雑司が谷2-17-1
  • 電話:03-3986-0095
  • 設計士:河内 一泰

設計士の河内さんは、千葉県出身。

1973年生まれで、現在51歳。

東京芸術大学美術学部建築学科を卒業し、株式会社難波和彦+界工作舎に勤務。

その後、2003年に独立し、河内建築設計事務所を設立。

芝浦工業大学、京都精華大学、日本大学、東海大学、東京芸術大学、武蔵野美術大学、千葉工業大学で非常勤講師を務める。

現在、東海大学工学部建築学科特任准教授就任。

ここまで紹介しただけでも素晴らしい経歴の持ち主の河内氏ですが、受賞歴も素晴らしすぎました。

SDレビュー2002新人賞、アルミニウム建築構造デザインコンペ優秀賞、インフィルデザインコンペ最優秀賞、AR award2009入賞、ICONIC AWARDS2015(ドイツ)Winner受賞(カメハウス)、JIA新人賞(アパートメント・ハウス)、住宅建築賞(床と天井)、JIA東海住宅建築賞優秀賞(タンザクハウス)、AR HOUSE AWARDS Commended受賞(タンザクハウス)、AR HOUSE AWARDS最優秀賞(床と天井)

住宅の建築はもちろん、家具工事やDIYサポートなどの相談も受け付けてくれるようです。

気になる方は、ぜひ、公式サイトをチェックしてみてください。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、『見取り図の間取り図ミステリー』で気になった「ピカソの絵のような間取り図」の家について、徹底調査してみました。

  • なぜ、ピカソの絵のような間取り図になったのか気になって調べたところ、もともとアパートだった家をリモデルしたことにより、より家族のつながりが感じられる快適な家を追求した結果、ピカソの絵のような間取り図になったことが判明。
  • 千葉県千葉市蘇我にあるこちらの家を設計したのは、設計士の河内一泰氏。
  • 東京で株式会社河内建築設計事務所を設立し、大学の非常勤講師や特任教授という素晴らしい経歴を持ち、数多くの建築賞を受賞しているすごい人でした。

間取りの限りない可能性を感じます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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