こんにちは、ayurinnです。
2024年3月31日に放送される『がっちりマンデー!!』に、辻瞬氏が代表取締役を務める「株式会社貴瞬」が登場します。
「株式会社貴瞬」とは、宝石のリユースを手掛ける会社なんだとか。
「宝石のリユースって何?」というところも、気になってしまったのですが、
そもそも、
- 辻瞬氏ってどんな人なの(プロフィールは)?
- 学歴や経歴も気になる!
- 自身を「宝石屋のおやじ」と呼ぶ辻瞬氏が代表取締役を務める「株式会社貴瞬」ってどんな会社なの?
などなど、気になることがたくさんなので、皆さんにもご紹介します。
少しでも気になってしまった方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
辻瞬wiki風プロフィール
新潟県で呉服屋さんを営んでいた両親のもとに生まれた辻氏は、幼い頃から、宝石は身近なものだったとのこと。
着物と宝石を合わせて提案するということも多く、海外を飛び回り宝石を取り扱う宝石バイヤーが家に来ることも・・・。
そんな世界をまたにかけて商売を行う宝石バイヤーに憧れを持ったのが中学生の時。
宝石バイヤーから聞いた話から、日本の宝石が持つ無限の可能性に魅せられてしまったのだとか。
中学生しかも男子中学生で、宝石に魅せられるって、すごいですよね。
よっぽど、バイヤーの方がカッコよく見えたのでしょうね。
私なんかは、宝石のバイヤーなんて聞くと、どうしても怖い仕事なんじゃないかというイメージが先行してしまうのですが・・・。
しかも中学生の頃なんて、母親のアクセサリーをこっそり身につけて、見つかって怒られたことくらいしか宝石に触れる機会なんてありませんでした。
そんな子供の頃から、宝石しかもバイヤーの側から見た宝石に触れてきた辻氏ですが、どのようにして、宝石業界に入っていくのでしょうか?
学歴や経歴から探っていきたいと思います。
辻瞬氏の学歴や経歴は?
学歴
辻氏の学歴について、色々と調べてみましたが、公表はされていませんでした。
しかし、あるインタビューで、宝石業界に入るきっかけについて問われた際に、
「僕は、早めに学校を卒業したので・・・。」
と回答。
「早めにとは・・・?」
「大学を中退してるんです。」
とのこと。
なので、大学までは進学しているようです。
どこの大学に進学したのかまでは分かりませんでしたが、そんな自分が社会に出ていくためにはどうしたらいいかと考えたときに、頭に浮かんだのは子供の頃から憧れていた宝石業界だったと言います。
バイヤーに憧れていた辻氏ですが、いきなりバイヤーとして活動できる場は少なかったため、宝石の販売員として、キャリアを踏み出したのだとか。
それでは、辻氏の経歴について、詳しく見ていきましょう。
経歴
- 大学を中退した後、東京の宝石店に就職。
- 12年間、営業職として勤務。
- 2014年、販路のなかった中古の宝飾品の活用を目指し、仲間2人と共に創業。
- 2015年、「株式会社貴瞬」設立(埼玉県川口市)
宝飾品の販売員として、営業のノウハウやビジネスについて学んだ辻氏。
実際に宝石を扱いながら、原産国の過酷な労働環境を知ったと言います。
さらに、中古の宝飾品の扱われ方には、驚きを受けたのだとか。
当時も価値の知られていた金や銀などの金属・ダイヤモンドについては、中古品でも流通ルートがありました。
しかし、サファイアやエメラルド、ルビーなどの「色石」については、ごみ同然の扱われ方をしていたそうです。
新品として加工され、販売されるときには高い価値を持っている「色石」も、一度、市場に出てしまえば価値を失ってしまうという現実。
しかも、大昔の話ではなく、2014年とか2015年ころの話なんだとか。
中古の宝飾品から取り外された「色石」が眠る日本は、まさに、「都市鉱山」。
素人からすると、「ルビーやサファイアがごみ同然として扱われているなんて、なんてもったいない」と思ってしまうのですが、そうなってしまうのも仕方がない現状があったようです。
なぜなら、一度加工された「色石」を、鑑別、鑑定できる人がほとんどいなかったから。
それならば、「自分がその知識を身につけて、リユース宝石に価値をつけようじゃないか」と、独立への意志を固めます。
そして、「本物と偽物を見分ける目」すなわち「鑑別できる目」を身につけるため、原産国であるバンコクなどへ直接足を運び、実際に本物や偽物に触れ、さらに専門的に鉱物学などを学ぶことによって、その目を身につけました。
そして、リサイクル店などに持ち込まれた宝飾品から取り外された宝石(リユース宝石)を取り扱う「株式会社貴瞬」を設立。
現在では、「色石」を見るだけで、本物か偽物かはもちろん、原産国もわかると言います。
すでに加工された「色石」なので、米粒を見て産地を当てるようなものだと言っていました。
さすが、プロの目。
素晴らしいですね。
辻瞬氏が代表取締役を務める「株式会社貴瞬」ってどんな会社なの?
2015年に、埼玉県で創業された「株式会社貴瞬」。
リユース宝石という新たな分野で、急成長を遂げます。
創業した翌年には、東京へ進出(北区王子)。
この時、すでに売り上げ1億円を達成。
その勢いはとどまるところを知らず、東京進出と同時に、国内の展示会に初出店。
休憩時間も取れないほどの大盛況となりました。
さらに、翌年2018年には、海外の展示会へ初出店。
初回の出店こそ、日本との違いを読み切れず、予想の売り上げは達成できなかったようですが、すぐに修正し、2回目以降の海外の展示会では、大盛況を収めたのだとか。
その後も、バンコクやラスベガスなど、出店する地域を広げていきました。
そして、2019年~2022年にかけて、日本各地への展開を見据え、大阪を皮切りに、福岡、名古屋に支店を設立。
さらに、これまで、卸を中心としていた経営方法を一般消費者向けにも拡大。
2021年、『POCKET BY KISHUN』というブランド名で、展示会やオンラインでの販売を開始。
私たち一般消費者も、質のいいリユース宝石を手にすることができるようになりました。
2022年、東京本社を台東区に移転。
2023年、バンコクに初出店。「JEWELLERY AND JEM ASEAN BANGKOK2023」。
創業からわずか、8年。
2023年の年商は、207億円。従業員数、128人。
畳1畳分のスペースから始まった事業は、一気に、業界トップへと昇りつめました。
価値のなかった色石に価値を付けた「株式会社貴瞬」の企業理念は、
無価値という言葉を世界からなくす
というもの。
それは、宝石に限らず、共に働く社員に対しても向けられた言葉です。
「先入観や固定観念を持たず、どんな人にも素晴らしい価値がある」と信じているという辻氏。
自分の力を活かせるポジションで、互いに補完しあいながら、それぞれの価値を最大限に生かしていく。
さらに、変化を恐れずにチャレンジすることによって、固定観念を壊していく。
そんな辻氏の理念に惹かれた人が、自分の能力を最大限に発揮できる環境が「株式会社貴瞬」にはあります。
宝石について未経験である社員が9割を超える同社では、研修制度も充実しており、社員一人にかける研修費も一般の企業に比べて桁違いなんだとか。
就職支援サイトのインタビューでは、
当社の経営は、私だけの力で成り立っていません。いろんなチカラ(価値)を持つ社員が周りにいるからこそ、成り立っているもの。人間は誰しも、他の人に負けない強みがあるものです。あなたの個性も最大限リスペクトし、頼りにしたいと思っています。気負わず支えあえる関係性を築いていきましょう。
引用元:ウィンクキャリア
と、語っていました。
そんな辻瞬氏が代表取締役を務める「株式会社貴瞬」は、
リユース宝石という新しい分野に価値をつけ、それぞれの社員が持つ「価値」を活かしながら、互いに補完しあい、さらなる成長を目指す会社である
と言えるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、リユース宝石に価値をつけ、急成長を遂げる「株式会社貴瞬」を率いる辻瞬氏について、ご紹介しました。
- 呉服屋の子供として生まれた辻氏は、子供の頃から、宝石に触れ、宝石バイヤーに憧れを持ちます。
- 宝石店での営業職を経験しながら、価値が見いだされていなかったリユース宝石に目を付け、独立。
- 「本物と偽物を見分ける確かな目」を身につけ、リユース宝石に価値を付けました。
- そして、社員の価値も尊重して、「無価値という言葉を世界からなくす」という企業理念の下、成長を続けています。
これを機会に、私も、リユース宝石に興味が出てきました。
憧れを持ちながらも手を出せなかったアクセサリーも、手ごろな価格で手に入れられるかもしれません。
私の地元にも、出店してくれたらなあと期待しています。
今後、益々のご発展を祈念しております。
※「POCKET BY KISYUN」のX(旧Twitter)では、不定期ではありますが、宝石のプレゼント企画なんかも開催されています。
気になる方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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