こんにちは、ayurinnです。
2024年7月に開催される「パリ五輪(パリオリンピック)」まで、3か月を切りました。
開催が待ち遠しいそんな中、男子バスケ日本代表チームが「パリ五輪」で戦うチームが決定したとのニュースが・・・。
グループ分けの結果、日本代表チームは、グループB(B組)に決定。
その中には、何と開催国でもある強豪「フランス(仏)」チームの名前が・・・。
開催国ということもあり、多くの声援を受ける「フランス(仏)」代表チームとの厳しい試合が予想されますよね。
果たして、
- 男子バスケ「フランス(仏)」代表チームって、どんなチームなのでしょうか?
- 主力選手は、誰なの?
など、色々と気になってきてしまったので、皆さんにもご紹介したいと思います。
少しでも気になってしまった方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
現地で応援する方も、日本から応援する方も、相手チームを理解して、より「パリ五輪」を楽しみましょう!
男子バスケ「フランス(仏)」代表ってどんなチーム?
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」では、国際大会でのメダル常連国だった「フランス(仏)」代表チームが、まさかのファーストラウンドで敗退というニュースが駆け巡りました。
それもそのはず、「フランス(仏)」代表チームと言えば、「FIBAバスケットボールワールドカップ2014・2019」で、いずれも銅メダルを獲得。
さらに「東京五輪2020」では銀メダルを、「FIBAユーロバスケット2022」でも銀メダルを獲得している強豪国。
2023年のワールドカップ直前の予想でも、FIBAランキング5位に位置していた「フランス(仏)」代表チームは、出場国パワーランキングの3位に位置し、優勝候補の一角として期待されていました。
代表選手自身が、この敗戦でかなり悔しい思いをしたのも事実。
ファーストラウンドでの敗退が決まった直後のインタビューで、選手たちは、次のように語っていました。
「僕らはたくさんの人たちを失望させてしまった。準決勝や準々決勝で負けるのとは違う。(それなら)少なくとも競い合ったことになる。けど僕らはファーストラウンドさえ突破できなかった。高い期待を背負っていたんだ。恥ずかしいよ」
引用元:バスケットボールキング「バスケW杯で1次ラウンド敗退が決まったフランス代表…「恥ずかしい」「すごくつらい」
と話し、悔しさをにじませていた二コラ・バトゥーム選手。
さらに、
「ものすごくタフだ。(それ以外に)言えることはない。僕らはこんな形でトーナメントから去るなんて思ってもいなかった。この負けから学ばなきゃいけない。そして来年戻ってこなければ」
引用元:バスケットボールキング「バスケW杯で1次ラウンド敗退が決まったフランス代表…「恥ずかしい」「すごくつらい」
と話すエバン・フォーニエ選手は、辛い胸の内を明かしながらも次を見据えていました。
そんな痛い敗戦を経験した「フランス(仏)」代表チームが「パリ五輪」に向けて並々ならぬ闘志を向けていることは間違いありません。
そして、「パリ五輪」では、2023年のNBAのドラフトで全体1位指名を獲得したビクター・ウェンバンヤマ選手が加わることを発表。
さらに、NBAでもトップクラスのディフェンス力を誇るルディ・ゴベア選手も名を連ねています。
2メートルを超す長身で、日本代表チームの前に立ちはだかる強敵となることは間違いないでしょう。
また、「フランス(仏)」代表チームでも最古参である二コラ・バトゥーム選手が技巧派フォワードとして得点を重ねてくることが予想されます。
ワールドカップでの敗戦を機に、チームの戦い方を一新してくる可能性もある「フランス(仏)」代表チーム。
開催国代表チームとしても負けられない戦いとなる「パリ五輪」では、チーム一丸となって金メダルを狙ってくることは確実です。
日本代表チームは、その勢いに臆することなく、日本チームらしいペースの早いプレイで貪欲に勝ちを取りに行ってほしいと思います。
男子バスケ「フランス(仏)代表チームの主力選手は?
ビクター・ウェンバンヤマ選手
何といっても大注目はこの人、ウェンバンヤマ選手。
陸上選手の父と、プロバスケットボール選手の母を持つウェンバンヤマ選手。
姉もプロバスケットボール選手、弟はハンドボール選手、さらに祖父もバスケットボール選手だったというアスリート一家。
身長223.5センチという類まれなる肉体も、この家系を見れば納得。
そして、NBAではルーキーながら、1試合平均20.9得点、10.2リバウンド、3.4アシスト、リーグトップの3.4ブロック、1.3スティールという驚異の数字をたたき出しています。
NBA史上最高級とも言われるブロッカーとしての高身長とリバウンド能力、ガードのパス能力と高いレベルのハンドリング能力を持ち合わせているのだとか。
シュートについても、プルアップからの3ポイントシュート成功率が42.5%。
欠点なんてどこにもないんじゃないのと驚いてしまうくらい、攻守に優れた選手のようです。
二コラ・バトゥーム選手
こちらの二コラ・バトゥーム選手も忘れてはいけません。
2009年ユーロバスケットで5位を獲得した頃からの最古参のメンバー。
NBA歴も15年という、ベテランです。
203センチ104キロと体格にも恵まれたオールラウンダープレイヤー。
これまで、ブレイザーズ、シャーロット・ホーネッツ、ロサンゼルス・クリッパーズに所属。
今季は、所属するフィラデルフィア76ersで、自己最多の20得点を記録し、調子もいい様子。
さらに、バトゥーム選手は、今回の「パリ五輪」を最後にフランス代表から引退することを発表しています。
代表戦最後となり、自国での開催となる「パリ五輪」に照準を合わせるべく、万全の態勢で臨んでくることは間違いないでしょう。
彼の集大成ともいえる「パリ五輪」での試合を楽しみにしながら、日本代表チームにも頑張ってほしいと思います。
ルディ・ゴベア選手
今季のNBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーの最有力候補の一人だと称されるゴベア選手。
元バスケットボール選手の父を持つ彼は、ジュニア時代からフランス代表として「ユーロチャンピオンシップA」に出場。
持ち前の高身長を生かし、ゴール下を完全に支配し、オフェンスリバウンドから豪快なダンクを決める姿は圧巻です。
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の直前に行われた日本代表チームとの強化試合では、フィールドゴールを7本中7本すべて成功させ16得点、さらに4つのオフェンスリバウンドを含む9つのリバウンドを記録。
日本代表チームの前に立ちはだかる高い壁は、それだけで大きな脅威となりそうですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「パリ五輪」で男子バスケ日本代表チームと同じグループで戦う「フランス(仏)」代表チームについて、紹介しました。
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」での苦い敗戦経験から、自国開催でもある「パリ五輪」においては、確実に金メダルを狙いに来るだろう「フランス(仏)」代表チーム。
2メートルを超える選手も多く、その高さも要注意です。
そんな「フランス(仏)」代表チームの主力選手は、
- NBAでも主力選手として活躍するウェンバンヤマ選手
- 「パリ五輪」で代表引退を発表しているベテランのバトゥーム選手
- 高身長生かし、ゴール下を完全に支配するゴベア選手
を擁しています。
7月30日に決戦する日本代表チームとフランス代表チーム。
どちらのチームにとっても負けられない戦いが始まります。
両チームの華麗なプレイを称賛しつつ、日本代表の勝ちを信じて一丸となって応援しましょう。
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