こんにちは、ayurinnです。
高橋文哉さん西野七瀬さんW主演の映画『少年と犬』の公開がいよいよ間近に迫ってきました。
東日本大震災で飼い主を亡くした犬の多聞が、様々な背景を抱えた人々とふれあいながら、西を目指し旅をしていくというロードムービー。
- 「日本を縦断する本作品のロケ地はどこ?」
- 「主人公と旅を共にする多聞を演じている犬はどんな犬?」
- 映画『少年と犬』の原作やあらすじは?
- 「少年と犬」って実話なの?
などと、気になることが目白押しなので、徹底調査しちゃいます。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
映画『少年と犬』のロケ地はどこ?
現在、公表されている情報をもとに、ロケ地をまとめてみました。
物語の始まりは、東日本大震災後の宮城県仙台市。
東日本大震災で飼い主を失った多聞が、大切な誰かを目指し、ただひたすらに西を目指す中、様々な人に出会い、ようやくたどり着いた熊本で言葉を失った一人の少年と出会い・・・。
その感動的な旅の舞台となったのが、こちら。
深谷市川本総合支所跡
実際にどこのシーンで出てくるのか、確認が取れ次第、情報を更新していきます。
実践女子大学日野キャンパス
学校のHPで、映画『少年と犬』の撮影に協力したとの告知がされていました。
ロケ当日は、主演の高橋文哉さん、西野七瀬さんが日野キャンパスに来校し、撮影を行ったとのことです。
どこのシーンの撮影だったのか、映画を見て確認してみましょう。
ほかにも『推しの子』のロケ地にもなるなど、数多くの撮影協力を行っているようです。
滋賀県
主演の西野七瀬さんが、犯した罪を隠しながら暮らしているのが滋賀県。
山の中で、スコップ片手に地面を掘る西野さんの衝撃的なシーンも出てきますよね。
さらには、水の中に入っていこうとする西野さんを必死に高橋さんが止めようとする場面も・・・。
知ってる方なら気が付くような、有名な場所でのロケの可能性も。
今回、ロケに協力した滋賀ロケーションオフィスによると、「びわ湖バレイ」「マイアミ浜オートキャンプ場」「比叡山ドライブウェイ夢見が丘」「琵琶湖大橋」などで、ロケを行ったということです。
熊本県
多聞がひたすらに西を目指す目的の少年・光が暮らしているのが熊本県。
予告映像では、熊本城をバックに路面電車が走る街並みが映し出されていました。
熊本信用金庫本店や三井住友信託銀行も映っているので、熊本市中央区での撮影でしょう。
さらに、山道を車で走りながら眼下に広がる夜景と、ミカン畑での少年との再会。
映像から、熊本でも人気の夜景スポット金峰山ではないかと思われます。
金峰山には、ミカン畑もあるようなので可能性は高いかなと思われますが、今後、新しい情報が分かり次第、追記、訂正をさせていただく予定です。
宮城県
犬の多聞と高橋文哉さん演じる和正が出会う宮城県仙台市。
おそらく、こちらでもロケが行われていると思います。
現段階で、ロケ地が分かるような情報は見つかりませんでしたが、地元には、映画やドラマの撮影協力を行っている団体もあるので、今後新たな情報が見つかると思います。
また、本編公開後に、映像からロケ地が分かる可能性もありますので、続報をお待ちください。
多聞(たもん)ってどんな犬?
映画『少年と犬』で多聞(たもん)を演じている犬は、どんな犬なのでしょうか?
まず、多聞の犬種は、ジャーマンシェパード。
横浜市旭区にあるわんこの教室「FUN&SMILE」のスクール犬のさくらが多聞を演じています。
実は、このさくらは、現在放送中のドラマ『問題物件』でも、宮世琉弥さん演じる室長の飼い犬・いぬたを熱演中。
映画『少年と犬』の撮影は、日本全国を縦断し、2か月間という長期に及ぶものでしたが、日ごろのトレーニングの甲斐もあり、見事に演じきったのだそう。
監督や主演の高橋さん、プロデューサーからも、「多聞役が、さくらでよかった」と、お墨付きをもらうほど、お利口に撮影をこなしていた様子。
本作品は、多聞の熱演があってこそといっても過言ではないと思われます。
あのつぶらな瞳で見つめ返されたら、どんなに心が荒んでいても、自分の間違いを認め悔い改めようと思ってしまうに違いありません。
そんなスクール犬・さくらの名演技にも注目しながら、映画『少年と犬』を楽しんでみてはいかがでしょうか?
映画『少年と犬』の原作・あらすじは?
映画『少年と犬』の原作者は、ノワール小説の旗手として活躍中の馳星周(はせせいしゅう)氏。
本作は、愛犬家でも知られている馳氏が、海外のミステリーに登場した犬の描かれ方に疑問を感じ、自分が納得がいくような犬が登場する物語を書いてみようという着想を得たのがきっかけ。
未曽有の大災害だった東日本大震災から、まだ10年も経っていいないのに、被災地以外は震災を忘れかけているという事実と向き合い、東日本大震災と被災し飼い主を失った犬を描いたストーリーにすることを決意。
犬が日本縦断をしながら様々な人々と出会い、ただその人に寄り添っていく姿を描くため、地図を見ながら太平洋回りにするか、日本海回りにするか、舞台はどこにするかを考えながら執筆したという秘話も明かしていました。
原作は、6つの物語からなる短編集。
本書では、最後に収録されている「少年と犬」ですが、実は、一番最初に執筆した物語だと言います。
それぞれの話が完成した後、通しで読んだ時に、犬と人間の濃密にして無垢な魂でしか通い合わない絶対的な絆を表現するには、「少年と犬」を最後にした方がいいと思い、お話を並び替えたのだそう。
そんな裏話も頭に置きながら、改めて原作の「少年と犬」を読んでみるのもいいかもしれませんね。
原作者馳星周氏が描く『少年と犬』を題材にした映画『少年と犬』のあらすじについても、簡単にご紹介します。
公式サイトを参考にまとめてみました。
震災から半年後、職を失った高橋文哉さん演じる和正は、宮城県仙台市で犬の多聞と出会います。
瞬く間に和正とその家族になついた多聞。
かけがえのない存在となった多聞と共に生活する中で、ひたすらに西を目指そうとする多聞に気が付いた和正。
そんな時、家族のために、犯罪に手を染め、事件に巻き込まれていく和正の前から、姿を消してしまった多聞。
喪失感にさいなまれながら、時は流れ・・・。
その頃には、西野七瀬さん演じる美羽とともに生活していた多聞。
罪を隠しながらも、多聞との生活で日常を取り戻していく美羽の前に、多聞を探して滋賀にたどり着いた和正が出会い・・・。
多聞を通じて、次第に心を通わせあう和正と美羽だったが、犯した罪からは逃れられず。
そして、多聞が探す少年を見つけるため、美羽と「必ず俺が多聞を届ける」と約束し、さらに西へと旅は進み・・・。
たどり着いた先で待ち受ける過酷な運命、さらなる奇跡とは・・・?
この先は、ぜひ、映画館で確かめてみてください。
主題歌を担当したSEKAI NO OWARIの『琥珀』とともに、時に過酷で、時に優しく、人と犬のあたたかな絆に感動するような素晴らしい作品です。
私も公開まで待ちきれません。
映画『少年と犬』って実話なの?
これまで、映画『少年と犬』に紹介してきましたが、果たして実話なのでしょうか?
原作者の馳氏のインタビュー記事を読んでみると、海外のミステリー小説に登場する犬の描かれ方に違和感を感じ、自分の納得のいく作品を描くことを決意したと語っていいたため、完全な実話ではないと思われます。
しかしながら、東日本大震災では、多くの人やペットが、大切なひとを一瞬にして奪われました。
そんな人々の悲しみや喪失感に寄り添い、ただただそばにいることで、犬や猫といったペットに心の傷をいやされたという方も、きっと多いはずです。
本作品は、東日本大震災の被災者はもちろん、そうでない方にとっても、どこかで既視感を感じるような、人と犬との絆を感じさせてくれる作品になっているのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
今回は、映画『少年と犬』の公開が間近に迫り、「ロケ地はどこ?」「原作やあらすじは?」「実話なの?」と、気になることを徹底調査してみました。
- 映画『少年と犬』のロケ地については、現在公表されている情報をもとにまとめてみました。
- 詳細な場所までは特定することが困難だったものもあるため、新しい情報が分かり次第、追記させていただきます。
- 原作者馳星周氏の小説「少年と犬」を題材とし、人と犬の絆が純粋に描かれている本作品。
- あまりのストーリーに、「実話なの?」と、気になりましたが、完全な実話ではないと思われます。
ぜひ、映画『少年と犬』が公開されたら、劇場に足を運んで、大スクリーンで堪能してきたいと思います。
号泣必死なので、ハンカチは必須ですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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