こんにちは、ayurinnです。
2024年5月19日に開催された「パリ五輪」代表最終選考会を兼ねたNHK杯で、杉野正尭選手が、自身初となる体操男子「パリ五輪」日本代表入りを果たしました。
前回大会の「東京五輪」でも、最後まで代表争いに名を連ねましたが、わずか0.018点差で「東京五輪」の切符へは手が届かず・・・。
その悔しさをばねに、「パリ五輪」までの3年間、技の難度にこだわり、技を磨き続けた結果、今回見事に代表入り。
NHK杯では、個人総合での順位は5位だったものの、団体戦を戦う上での貢献度が評価され、日本代表に選出。
- そんな杉野正尭選手とは、どんな選手なのでしょうか(プロフィールは)?
- 学歴も気になる!
など、色々と知りたくなってしまったので、皆さんにもご紹介したいと思います。
少しでも気になった方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
杉野正尭選手wiki風プロフィール!
杉野さんの名前を見た時に、まず初めに思ったことは、「名前の読み方は?」。
「まさあき選手?」と思いながら調べてみると、「たかあき選手」という読み方でした。
うーん、人の名前の読み方は難しいですね。
杉野選手が所属しているのは、あの名門の徳洲会体操クラブ。
今回の「パリ五輪」最終選考会で、個人総合で初優勝を果たし、「パリ五輪」への切符を初めて手にした岡慎之助選手も所属しているクラブです。
※岡慎之助選手についても気になってしまった方は、コチラをチェック!
6歳から体操を始めたという杉野選手。
小学校1年生から中学校までは、久居体操クラブに所属し、とくいなあん馬を中心に技を磨いたのだとか。
杉野選手は3兄弟の末っ子で、体操をやっていたお兄さんたちの影響で体操を始めたようですね。
体操を始めたときは幼稚園に通っていた杉野選手。
今回「パリ五輪」への出場を決めた時には、当時通っていた大川幼稚園のHPに喜びの声が投稿されていましたよ。
5月21日 卒園児の2名が快挙です。パリ5輪代表として、幼児舎大川ちゅうりっぷ組卒園児 杉野 正尭(たかあき)選手と岡村真(まな)選手が選ばれました。小さかったお二人がとってもとっても大きく立派にご成長され、テレビ中継を見ながら涙がでました。今後のご活躍も応援しています。
引用元:大川幼稚園HP
杉野正尭選手の学歴は?
- 出身中学校:東館中学校
- 出身高校:鯖江高校
- 出身大学:鹿屋体育大学・同大学院
杉野選手が高校時代を過ごした鯖江高校は、体操の町として知られる鯖江市の体操振興の中心となっているのだそう。
鯖江高校体操部は、1952年に創設。
1968年には福井国体に向けた体操の強化指定校となり、それ以来、体操種目の強化拠点となっている強豪校。
そんな体操の名門校で、体操の技を磨いた杉野選手。
高校卒業後は、日本で唯一の国立体育大学である鹿屋体育大学に進学。
高い競技レベルの選手が集まり、様々な競技でオリンピックに参加する選手を輩出している名門校です。
現在所属している徳洲会体操クラブに所属しながら、鹿屋大学大学院に在籍していた杉野選手。
昨年開催されたかごしま国体では、鹿屋大学大学院生として鹿児島代表で国体に出場し、成年男子団体で、見事に鹿児島チームを初優勝に導きました。
思う存分体操に打ち込める環境の中で、優秀な選手たちと切磋琢磨しながら、体操の技を磨いてきたのでしょう。
その努力の成果が、今回の「パリ五輪」日本代表入りという結果につながったのですね。
杉野正尭選手ってどんな選手?
3兄弟の末っ子として、兄が体操に励む背中を見て体操を始めた杉野選手。
地元の津市の体操クラブでは、得意のあん馬を中心に技を磨き続けたのだそう。
そして、現在も得意種目はあん馬と鉄棒。
今回の「パリ五輪」最終選考会を兼ねたNHK杯でも、あん馬と鉄棒で杉野選手の凄さが光りました。
子供の頃から前向きで強気な性格だったという杉野選手らしく、「東京五輪」での悔しさをばねに、常に前を向いて真剣に練習に励んできたのでしょう。
あん馬と鉄棒では、国内でも1,2位を争う実力の持ち主だと言われています。
そんな杉野選手ですが、一昨年開催された全日本シニア選手権で個人総合優勝を果たしたことで、大きな勘違いをしてしまったと語っていました。
これまで、得意種目はあん馬と鉄棒と話してきた杉野選手でしたが、個人総合で優勝したことで、「自分は、オールラウンダーな選手なんだ」と、6種目すべての競技の練習をまんべんなく行い挑戦したという昨年の全日本。
まさかの得意種目である鉄棒で落下し、涙を呑む結果に・・・。
通常なら、そこで落ち込んでしまいそうですが、さすが前向きで強気な性格だという杉野選手らしく、「やっぱり、自分の強みはあん馬と鉄棒だ。」と、種目特化型の選手として「パリ五輪」を目指すことを決意。
こうして迎えた「パリ五輪」最終選考会。
まずは、得意のあん馬で、世界でもほとんど挑戦する選手のいない大技に挑戦。
片手旋回から2回旋回して、お腹を下向きにしたまま1080度回る「Hコンバイン」という大技を見事に成功させ、最後の着地もきれいにピタリ。
そして、鉄棒でも魅せてくれました。
まずは逆手からF難度の離れ技の「ペガン」を完璧に決め、続いてG難度の「カッシーナ」、そして息つく暇もなく連続の離れ技という4つの離れ技を見事に成功させ、着地を決めました。
自分の得意なことを見極め、その技を限界まできわめて臨む姿勢には、拍手を送りたいと思います。
※徳洲会体操クラブより公開された、NHK杯鉄棒決勝の動画を見つけたので、共有させていただきます。
7月に開催される「パリ五輪」でも、素晴らしい演技を見せてくれることでしょう。
そして、最高の笑顔を見せてくれることを期待しています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「パリ五輪」への初の切符を手にした杉野正尭選手について、ご紹介しました。
6歳から体操を始めたという杉野選手。
体操の強化校でもある鯖江高校に進学し、国内唯一の国立の体育大学である鹿屋体育大学でさらに技や知識を習得。
得意種目のあん馬と鉄棒を極め、持ち前の前向きで強気な性格を武器に、体操に真剣に向き合う姿には感動を覚えます。
間もなく始まる「パリ五輪」。
杉野選手の戦いをしっかり見届けたいと思います。
日本一丸となって、体操男子を応援しましょう。
頑張れ杉野選手!頑張れ体操男子!!頑張れニッポン!!!
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