こんにちは、ayurinnです。
2024年5月30日に放送される『カンブリア宮殿』に、「株式会社ゼットン」で代表取締役社長を務める鈴木伸典氏が出演されます。
「株式会社ゼットン」と言えば、飲食業を基盤としながら、公園再生事業を手掛け、注目を集めている会社です。
あの有名店である「ハワイアンダイニング」をはじめとして、個性的なダイニングを多数手がけながら、現在では名古屋にある徳川園や、山下公園、葛西臨海公園などの再生事業を推進。
地域の特性に合わせた再生方法で、大きな成果を上げています。
そんな「株式会社ゼットン」を率いる鈴木伸典氏。
- 一体、どのような方なのでしょうか(プロフィールは)?
- 学歴や経歴が気になる!
- 鈴木伸典氏の凄さとは何?
など、気になることがたくさん出てきたので、皆さんにもご紹介したいと思います。
少しでも気になった方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
鈴木伸典氏(ゼットン社長)wiki風プロフィール!
実は、鈴木氏の実家は岐阜県で縫製工場を営んでいるのだそう。
その縫製工場の3代目として、生まれたという鈴木氏。
生まれたころから、商売人の跡取りとしてのものの考え方や、挨拶の仕方などを教え込まれていたのだとか。
そんな子供時代を過ごす中で、漠然と家業を継ぐという意識が根底にあったのか、最初に就いたアルバイトは洋服関係だったそうです。
そして、鈴木氏が学生だった時代は、まさに日本の絶頂期であるバブル期後半。
一方で、縫製業にとっては、衰退の時代となっていました。
斜陽産業と言われた縫製業に将来を見いだせず、家業を継ぐことには迷いが・・・。
ですが、どこかに就職してサラリーマンとして働く自分の姿は想像することができず、事業者を目指し、大学へ進学。
そんな鈴木氏の学歴については、次の項目でご紹介します。
鈴木伸典氏の学歴や経歴は?
学歴
出身大学:愛知大学法学部
事業者を目指し、愛知大学に進学した鈴木氏。
そのため、「人との繋がりを広げる」という活動に力を注いだと言います。
バブル崩壊後も業績を伸ばし続ける会社の経営者に顔を覚えてもらうために、必死で売り込みをする日々。
そうした学生生活を続けながら、法学部で学んでいた鈴木氏は、司法書士を目指し、勉強にも励んでいたそうです。
そんな鈴木氏が、なぜ、いま飲食の道に進んだのでしょうか?
その理由は、学生時代の出会いにありました。
司法書士を目指し、司法書士事務所でアルバイトをしながら、夜は友人たちと新しくできたクラブで遊ぶ日々。
そして、そのクラブでバーテンダーをしていたのが、「株式会社ゼットン」の創業者で、現会長でもある稲本氏でした。
当時は、稲本氏もサラリーマンとして働きながら、バーテンダーをしつつ、新しい店舗の出店にも携わるという忙しい日々を送っていたのだそう。
そんなところに毎晩遊びに来ていた鈴木氏が目に留まり、「そんなに遊びに来るんなら、ここでバーテンやらないか」と誘われたのが、この業界に深く関わっていくきっかけになったのだと言います。
経歴
- 1996年、株式会社ゼットンに入社
- 2004年、株式会社ゼットンの副社長に就任
- 2016年、株式会社ゼットンの代表取締役社長に就任
大学時代の「株式会社ゼットン」の創業者である稲本氏との出会いが転機となった鈴木氏。
しかし、大学卒業後、すんなり「株式会社ゼットン」に入社した訳ではありませんでした。
飲食業に面白みを感じながらも、自分の本業にすることに迷いがあったという鈴木氏。
司法書士を目指し、2度の試験に挑むも不合格。
そんな時に、稲本氏が創業した「株式会社ゼットン」が手掛けるお店が名古屋市でブレイクし、2号店の出店を計画していた稲本氏から声が・・・。
司法書士に向いていないと感じていた鈴木氏は、誘いに応じ、やっと飲食の世界へ。
ですが、この時も、腰掛のつもりだったのだとか。
飲食業界と言えば、長時間労働の上に、賃金が安いことで有名。
「自分は何をやっているのだろう」という迷いは常に頭にあったと言います。
この時期については、自分でこれがしたいという意欲もなく、何もないと感じる自分と向き合っていて、まさに黒歴史の時代だったと鈴木氏も語っていました。
そして、人気店の2号店の出店計画が進行。
2号店の店長として運営に関わった鈴木氏は、ここで初めて一緒に働く従業員に向き合い、仲間だと思うことができたそうです。
それまでは、常に外に向けられていた意識を、内に向けることによって、自分がやるべきことが明確になっていったのだそう。
こうして、無気力だった時代を乗り越え、自身のやりたいことが見つかり、そのためには、会社の代表権を得る必要があると考え、2016年に代表取締役社長に就任。
これまでの飲食業界とは異なった視点から事業展開を仕掛けることで、大きな利益を上げ、地域の活性化にもつなげるという大きな事業を成し遂げる企業へと大躍進を遂げています。
鈴木伸典氏の凄さとは?
順風満帆にこれまでのキャリアを歩んできたと思っていた鈴木氏にも、大きな悩みや迷いを抱え、自分の無力さにおそわれてきた時期があったなんて、驚きでした。
これほどまでの成功を収めているので、若い頃からアイディアマンで、なんでも卒なくこなしてしまうような凄い人物なのだろうと、勝手に想像していました。
鈴木氏のこれまでの経歴を知ることによって、より身近な存在として感じることができたように思います。
そんな鈴木氏ですが、記事を執筆する中で、いくつかの凄さに気づきました。
まず、一つ目の凄さは、「人とのつながりを大切にする」ということ。
鈴木氏が座右の銘としている言葉に「人間大事」という考え方があります。
鈴木氏が代表取締役社長に就任した直後に、赤字だった事業を引き継ぎ、経営を立て直さなければならないという状況に陥ったのだそう。
その時に鈴木氏が行ったことが、一緒に事業に取り組むチームを作り直すこと。
そのために、360人いた全スタッフと個人面談を実施し、「店づくりは人づくり。店づくりは、町づくり。」という経営理念に立ち返ったそうです。
こうして、人づくりに注力したことによって、経営はV字回復。
現在の成功につながっていきました。
さらに、「洗練されたオペレーション能力」も鈴木氏の凄さだと思います。
赤字経営に陥った時にも、うまくいっていない店舗を全て閉めるという大きな決断を下して成功を収めています。
さらに、公園再生事業に携わる現在も、単に公園内にカフェを整備するという取り組みではなく、公園全体を作り替えるようなダイナミックな視点で取り組むことによって、公園全体の利用価値を上げ、ひいては町づくりにも貢献するという成果を上げています。
一つ例を挙げてみますと、葛西臨海公園の再生事業に対するオペレーションが素晴らしいと感じました。
鈴木氏は、実際に葛西臨海公園を訪れ、青い空と青い海、多くの緑に囲まれた公園の魅力を最大限に生かせる取組を発案。
飲食を提供することから収益を得るという飲食業界の収益構造を変えるため、葛西臨海公園内にBBQ場を2つ、カフェを2つオープン。
さらに、公園内でウェディングを行えるようにウェディングのプロデュースも仕掛けるというアイディアを提案。
その結果、オープン初年度から大きな反響を集め、集客数を上げています。
今後も、どのような事業展開を見せてくれるのか、目が離せません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、『カンブリア宮殿』に出演する「株式会社ゼットン」代表取締役社長の鈴木伸典氏について、ご紹介しました。
岐阜県の縫製工場の3代目とした生まれた鈴木氏。
子供の頃から、商売人としての考え方や挨拶の仕方などを叩き込まれてきました。
そんな幼少期を過ごす中で、事業者になることを目指し、愛知大学法学部に進学。
「人との繋がりを広げる」という活動を積極的に行いながら、司法書士を目指していた学生時代に、転機となる「株式会社ゼットン」の創業者稲本氏との出会いが・・・。
飲食業を本業としていくことに迷いを感じながらも、自分の無力さと向き合うことによって、自分のやるべきことを明確化させていきました。
そんな鈴木氏の凄さとは、
- 人とのつながりを大切にしながら、事業に取り組む姿勢
- 洗練されたオペレーション能力
だと感じました。
今後の益々のご発展を祈念しております。
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