こんにちは、ayurinnです。
2024年8月20日放送の『マツコの知らない世界』は「かるた甲子園の世界」と題し、競技かるたに青春をかける関東第一高校かるた部の活動に密着。
中でも、日本最強と言っても過言ではない、高校生唯一のかるた七段保持者の矢島聖蘭さんに注目!
可愛らしく穏やかそうな雰囲気からは想像できないかるたの腕前。
驚異のスピードにマツコさんも驚きです。
- そんな矢島聖蘭さんとは、どんな高校生なの(プロフィールは)?
- かるた七段ってどのくらい凄いの?
- 高校生にして、これほどの実力者の矢島聖蘭さんの練習法とは?
など、色々なことが気になってしまったので、皆さんにもご紹介したいと思います。
少しでも気になった方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
矢島聖蘭wiki風プロフィール!
小学5年生の頃、4歳上のお姉さんが競技かるたを始めたことから、かるたに興味を持ったという聖蘭さん。
かるた教室に通うようになった聖蘭さんは、大人に混じって競技かるたの道へ。
始めた当初は、当然ながら連戦連敗。
あまりの悔しさに、涙を流すことも多かったのだとか。
性格的に負けず嫌いのところもあったのか、悔しいながらも、体の底から闘志がわき、競技かるたにのめりこんでいったのだそう。
その甲斐あって、小学6年生大会で優勝。
競技かるたを始めてから1年足らずで、優勝してしまうとは、かるたの才能も持ち合わせていたのかもしれませんが、彼女の並々ならぬ努力のたまものでしょう。
その後、中学生でも日本一を目指していた聖蘭さんですが、コロナ禍に見舞われ大会が中止に・・・。
落胆は大きかったが、その悔しさをばねに、練習に励む日々。
自粛生活の中、母親が自主練できる場を探してくれたり、ルールを覚えて自主練に付き合ってくれたりとサポートしてくれて、2020年度末に開催された「競技カルタ全国大会中学生の部」で見事日本一に!
その勝因は、サポートしてくれた母親のおかげと笑顔で語っていました。
そして、競技かるたの強豪校である関東第一高校に進学。
令和5年に開催された「かるたの甲子園」とも言われる「全国高校選手権大会」では関東第一高校として初めての優勝を果たしました。
さらに、今年7月に開催された「全国高校選手権大会」でも見事に優勝し、連覇を果たすという目標も達成。
主将を務めた聖蘭さんは、インタビューで次のように喜びを語っていました。
「去年、優勝して2連覇という目標ができてから不安でいっぱいでしたが、高校生活最後に成し遂げることができてうれしいです。仲間がいたから強くなれました」
同世代にはライバルがいなくなってしまうほどに強くなった聖蘭さん。
番組でも披露してくれたようにアグレッシブな攻めで、お手付きをしてしまうことも多いようですが、その積極性が聖蘭さんの強み。
更なる高みを目指し、練習を重ねる矢島聖蘭さんから、目が離せませんね。
高校生唯一のかるた七段保持者!どのくらいすごいことなの?
かるたの段位とは?
実力による昇段 | |
初段 | E級3位入賞 各会の代表者が実力相応と認める者 |
弐段 | D級3位入賞 各会の代表者が実力相応と認める者 |
参段 | C級優勝、C級準優勝 各会の代表者が実力相応と認める者 |
四段 | B級優勝 B級準優勝2回 各会の代表者が実力相応と認める者 |
五段 | A級優勝1回 A級3位入賞3回 A級得点8点 A級勝数20勝 |
六段 | 準名人位1回 準クイーン位1回 選手権優勝1回 選抜戦優勝1回 A級優勝5回 A級得点40点 |
七段 | 名人位1期 クイーン位1期 選手権優勝2回 選抜戦優勝2回 A級優勝10回 |
八段 | 名人位2期 クイーン位2期 選手権優勝3回 選抜戦優勝3回 A級優勝15回 |
九段 | |
十段 |
競技かるたの段位は、初段から十段まで。
それぞれに定められた昇段基準を満たすと段が昇格する仕組み。
矢島聖蘭さんは、現在七段なので、かなりの高段位ですね。
他にどんな人が七段を保持しているのか、ネットで調べてみたのですが、個人名は出てきませんでした。
しかし、現在、男性日本一である名人の川瀬将義名人が六段。
そして、現在女性日本一であるクイーンの井上菜穂クイーンが六段。
ということなので、その方々よりも上の段位である七段を保持している聖蘭さんは、かなりすごいということがお分かりいただけるでしょう。
そんな最強の競技かるた高校生「聖蘭さん」の練習法とは、どんなものなのでしょうか?
とっても気になってきました。
矢島聖蘭さんの脅威の練習法とは?
250gのリストバンドをつけて素振り!
小学5年生でかるたを始めた聖蘭さんですが、札を払う姿のカッコよさに魅せられ、年間700試合を超える試合形式の練習を積み重ねてきたのだとか。
中でも、聖蘭さんの強みでもある札を獲るときのスピードにさらに磨きをかけるために、手首に250gのリストバンドをつけて毎日100本の素振りを行うという自主練を続けていたとのこと。
「ドラゴンボールの孫悟空みたい」
と思ってしまいましたが、人を圧倒するあのスピードは、地道な練習を積み重ねた結果だったのだと納得。
そのおかげで、瞬時に手が反応し、相手を圧倒するスピードを身につけることができたそうです。
練習漬けの毎日、大学へ出稽古!
すでに同年代にライバルがいなくなってしまった聖蘭さん。
高校生が対象の競技かるたの主要大会である「白瀧杯女流かるた高校選手権大会」「全国高校小倉百人一首かるた選手権大会(かるたの甲子園)」「2023かごしま総文・小倉百人一首かるた部門」で、団体戦含み4度優勝。
かるた強豪校の関東第一高校には「かるた奨学生」として入学したという聖蘭さんは、高校での練習に加え、大学かるたの強豪校早稲田大学かるた会へ出稽古に行き、週7日の練習漬けの毎日なんだそう。
1年生の時から、関東第一高校かるた部の主将を任され、大きなプレッシャーを抱えながら、練習量の多さでその期待に応えてきたのかもしれません。
まさに努力の人。
今後の成長にも要注目ですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、『マツコの知らない世界』に出演した関東第一高校かるた部主将で、高校生唯一のかるた七段保持者の矢島聖蘭さんについて、ご紹介しました。
- お姉さんの影響で、小学校5年生から競技かるたを始めたという聖蘭さん。
- 小学6年生大会で日本一に輝き、コロナ禍で大会が中止になるという悔しさも経験しながら、2020年度末に開催された「競技カルタ全国大会中学生の部」で中学生でも日本一という目標を達成。
- そして、かるた強豪校の関東第一高校に「かるた奨学生」として入学し、「かるた甲子園」とも言われる「全国高校選手権大会」では連覇も達成。
- 250gのリストバンドを腕につけ、毎日100回の素振りを行うという過酷な練習で、自身の強みであるスピードを磨き、関東第一高校のかるた部での練習に加え、早稲田大学かるた会にも出稽古に出向き、週7日の練習の毎日。
競技かるた界の期待の星として、今後も地道な練習で技を磨き、高みを目指し前に進んでいく矢島聖蘭さんを、これからも応援していきたいと思います。
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