こんにちは、ayurinnです。
2024年3月1日に放送される『ガイアの夜明け』で、森岡毅氏が代表取締役を務める「株式会社刀」が特集されます。
森岡氏といえば、苦境に陥ったテーマパークを次々と再生させる凄腕のマーケターとして有名な方ですよね。
森岡氏の手によって、経営状況がV字回復したテーマパークは数えきれません。
そんな凄腕の森岡氏ですが、
- そもそもどんな方なのでしょうか(プロフィールは)?
- 学歴や経歴は?
- 森岡氏が率いる「株式会社刀」ってどんな会社?
など、色々と気になってきてしまったので、調べてみることにしました。
森岡氏の凄さの秘密が知りたいという方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
森岡毅wiki風プロフィール
- 名前:森岡 毅(もりおか つよし)
- 誕生日:1972年10月12日
- 年齢:51歳(2024年2月現在)
- 出身地:兵庫県伊丹市(出生は福岡県北九州市)
- 職業:マーケター・実業家・「株式会社刀」代表取締役兼CEO
地元への思い入れが強く、現在も出身地の兵庫県伊丹市に住んでいると言います。
保守的な考えを持っていた両親から、
「一人で生きてるんじゃない」、「同じ時代を生きている人たちに常に感謝をしなさい」
等と言われながら育った森岡氏。
そんな環境を少し窮屈に感じていたのだとか。
そんな思いがあったからか、日本人には珍しく、「あまり空気を読まず言いたい事を言う」人間だったそうです。
また、大学生の時に、阪神淡路大震災を経験し、命のはかなさを知ります。
「今日、死ぬかもしれない。」
そんな思いが常に頭にあり、「自分の死後も、残せるものを」という意識を持ちながら事業に取り組んでいるようです。
「明日は、当たり前に来る」と、思ってしまいますが、様々な自然災害によって、当たり前なんてないんだということに気づかされます。
少しでも、後悔のない人生を送れるように、「今日できることは今日やる」「気になったことは実行してみる」ということを、心がけてみようかなと思いました。
森岡氏は、神戸新聞のインタビューでも、
今は何が残せるかを意識しています。その一つはノウハウを含めた思想。もう一つは思想を体現する事業。この二つは、私が死んでも50年、100年と続く可能性がありますから
引用元:神戸新聞「「神戸の未来はやばい」USJ再建のマーケター森岡毅さん」
と、語っていました。
確かに、森岡氏が手掛けたテーマパークは、時代の流れに合わせて成長していきながら、後世にも受け継がれる場所になってますよね。
森岡毅氏の学歴は?
- 出身高校:兵庫県立伊丹高等学校
- 出身大学:神戸大学経営学部
ネット上では、灘高校を卒業したという情報も見かけましたが、その情報は間違いのようです。
数学が好きだった森岡氏は、天文学者になりたいと思っていた時期もあったのだとか。
しかし、数学の天才と言われる方たちに出会うことで、自分の数学の才能なんてたかが知れていると、現実を突きつけられたそうです。
普通なら、そこで止まってしまい、自分のやりたいことを見失ってしまいそうですが、森岡氏は違いました。
数学の天才ではないけれど、得意な数学を活かせる場所はないかを考え、経営学を学ぶことへ全精力をつぎ込みました。
大学では経営学部に進み、マーケティングのゼミへ入り、学びを深めていきます。
ただ、最初からマーケティングを突き詰めていたわけではなかったようです。
大学時代に、自分の持つ数学の能力と学んだマーケティングで作ったのが、競馬の勝ち馬の予想モデルだというのですから。
遊び心も忘れない、そんな森岡氏らしさは、この頃からあったようですね。
さらに、森岡氏が戦略を練る時には、常に数学的思考が含まれています。
それは、自分の人生をうまく生きていくためには、自分の特徴を最大限に活用することが大事だと知っているから。
そして、森岡氏の特徴というのが数学です。
その根底にあるのが、学生時代の学びのようですね。
森岡毅氏の経歴は?
- 1996年、P&Gジャパン・マーケティング本部に入社
ヘアケアブランドのブランドマネージャーを歴任 - 2004年、P&G世界本社へ移籍
北米パンテーンのブランドマネージャー
北東アジアのアソシエイトマーケティングディレクター
ウエラジャパン(P&Gが買収)の副代表等を歴任 - 2010年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に入社
- 2017年、「株式会社刀」を設立
こうして経歴を見てみると、世界をまたにかけ、華々しく活躍されてきたんだなということが、よく分かりますよね。
ただ、最初から順風満帆だったわけではなかったとのこと。
入社当初は、多忙な毎日に大きなストレスを感じ、電話が怖くなり受話器が取れなくなったこともあったのだとか。
また、ブランドマネージャーに昇進した時も、初めて手掛けたブランドは不評で、撤退を余儀なくされたこともあったそうです。
初めから、華々しいキャリアを歩んできたイメージを持っていたので、森岡氏を少し身近に感じたエピソードでした。
森岡氏も、人の子でしたね。
そんな森岡氏ですが、経営不振に陥っていた「USJ」を、わずか数年でV字回復に導いた話は有名ですよね。
他にも、「西武園ゆうえんちのリニューアル」や、「旧グリーンピア三木(現ネスタリゾート神戸)」、「イマーシブフォート東京」などの再開発など、多くの事業で成功を収めています。
さらに、現在開発中の、沖縄北部のテーマパーク事業など、ワクワクするような取り組みが目白押しです。
そして、それらの経営改革の基礎となっている戦略には、森岡氏が得意とする数学が用いられています。
その経営戦略は、「森岡メソッド」と呼ばれ、森岡氏の著書でも紹介。
通常であれば、マーケティングのノウハウなどは、他に明かされることはないと思いますが、森岡氏は、惜しみなくそのノウハウを提供しています。
その根底にあるのは、「何かを残したい」という思いではないでしょうか?
現在、森岡氏が代表を務めている「株式会社刀」を、将来的には、マーケターを育てる会社にしたいと話していたことがありました。
自分のマーケターとしての能力を後世に残すために、森岡氏の挑戦は今後も続きます。
株式会社刀とは?
1つでも多くの企業、事業、業態に本物のマーケティングを普及させて日本社会の活性化につなげる、それが「刀」です。
引用元:株式会社刀HP
「マーケティングとエンターテイメントで日本を元気に!」
この言葉をスローガンに、持続可能な企業の成長を目指しています。
精鋭マーケターを企業に派遣し、目の前の課題解決にとどまらず、今後の経営も見据えたマーケティングができるよう、高度なマーケティングノウハウを企業に移植することを目的としているとのこと。
例え話で、お腹を空かせた人に対して、「あなたは、魚の釣り方を教えますか?」、それとも「魚を釣ってあげますか?」というものがありますが、「株式会社刀」の活動は、まさに、「魚の釣り方を教える」というもの。
そして、教えられた魚の釣り方を元に、自分の力で生きていけるよう、移植すべきマーケティングノウハウを「森岡メソッド」として体系化したというところに、森岡氏の大きな功績があります。
その「森岡メソッド」を駆使して、日本を元気にするべく、企業が一丸となって奮闘している。
「株式会社刀」は、そんな会社です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「マーケティングとエンターテイメントで日本を元気に!」をスローガンに、マーケターとして活躍する森岡毅氏について、紹介しました。
- 出身地である兵庫県伊丹市を愛し、
- 自分の特徴である得意な数学を活かすために経営学を学び、
- 後世に何かを残すために「森岡メソッド」を開発
した森岡氏。
これからも、日本を元気にするために、様々な挑戦を見せてくれそうです。
益々のご発展を祈念しております。
コメント