指紋鑑定士齋藤親子とは何者?経歴は?指紋にもタイプがあるの?【マツコの知らない世界】

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こんにちは、ayurinnです。

2024年6月11日に放送される『マツコの知らない世界』に指紋鑑定士の齋藤親子が登場

この次回予告を見た瞬間、情報が多すぎて、一瞬フリーズしてしまいました。

  • 「えっ!?指紋鑑定士とは?
  • 「齋藤親子って、親子で指紋鑑定士をやっているの?
  • 「そもそも、どんな経歴を持っていると指紋鑑定士という職業にたどり着くの?」
  • 「番組の公式サイトで、指紋にもタイプがあるって紹介されていたけど、どんなタイプがあるの?

などなど、頭が「?」だらけになってしまったので、情報を整理して、皆さんにもご紹介したいと思います。

少しでも気になった方は、ぜひ、最後までお付き合いください。

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指紋鑑定士とは?

指紋鑑定士:指紋鑑定を行う人のこと

警察や科捜研などの専門の機関で経験を積み、数々の経験を積んだ後に「プロの指紋鑑定士」として、民間で活動にするようになった人たちのこと。

多くは「民間指紋鑑定業者」として活動しているのだそう。

指紋の鑑定は、警察などの公的機関でだけ行われているのかと思っていたので、まず、民間の指紋鑑定業者がいるということを初めて知りました。

指紋鑑定士」の多くは、専門機関で多くの経験を積んできたプロ中のプロなので、高い精度と鑑定成功率を有しているのだそうですが、国家資格などではないため、たまに、素人の鑑定士も混ざっているのだとか。

多くは、探偵事務所や弁護士事務所などから、依頼者の事件を解決するために指紋の鑑定が必要になった場合に、民間業者に持ち込まれることが多いようですが、指紋鑑定を依頼する場合にも、信頼できるプロにお願いするために、注意が必要なようですね。

さらに、民間業者の強みとしては、最新の技術をいち早く鑑定に取り入れられるということがあるようです。

公的機関だと、有効性がはっきりしていないものは、取り入れるための承認がおりにくい等の弊害もあり、民間ほどのスピード感で最新技術を取り入れていくことは難しいイメージがあります。

一方、民間であれば、事業主の一存で決定できるので、中には、海外で活用されている最新技術を活用し、鑑定の精度を上げている民間業者も多いようです。

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指紋鑑定士齋藤親子とは何者?経歴は?

それでは、合計5万2千人以上の指紋を見てきた鑑定士親子の齋藤親子とは、何者なのでしょうか?

父:齋藤保氏の経歴

  • 1965年、18歳で栃木県警鑑識課指紋係に配属されたことをきっかけに、指紋鑑定の世界へ。
  • その後、栃木県警日光警察署鑑識係に異動し、第一線署で現場指紋採取等の鑑識全般に従事
  • その間に、関東管区警察学校の写真専科に入校し、特殊撮影等の技術を習得
  • 1973年4月に、再び栃木県警鑑識課指紋係に配属され、1994年4月まで一貫して指紋鑑定業務に従事
  • さらに、東北管区警察学校の指紋鑑定専科に入校し、基本的な技術を習得し、警察所科学警察研究所にて法科学研修の指紋専攻科に入所し、高度な鑑定技術を習得
  • 1994年に、栃木県警本部交通管制センターに異動し、1996年に退職。
  • 1997年、民間の指紋鑑定業を開業し、同時に「指紋鑑定士」を名乗る。
  • その後は、指紋鑑定だけにとどまらず、筆跡鑑定の研究にも従事し、鑑定実例や文献を分析し研究活動を開始。
  • 2007年8月、「株式会社齋藤鑑識証明研究所」に組織を変更。
  • そして、「指紋鑑定士」から、業務内容に合わせて「鑑識鑑定士」に名称変更。
  • 2018年5月、「株式会社齋藤鑑識証明研究所会長に就任
  • 代表取締役の座は、息子の健吾氏に譲る。

こうやって経歴を拝見していると、長年、警察の第一線で活躍すると同時に、警察学校などで専門知識を学び、鑑識のスペシャリストとして活動してきた保氏の凄さを改めて感じることができました。

保氏自身も、会社のHPで次のように、鑑定に向き合う信念を語っていました。

その心構えは、鑑定という字句のとおり、「鑑」の“かんがみ、考える、見きわめる”と「定」の“定める、決めること”を合わせ持って真偽を探り出し、紛争解決の一翼を担えるよう努めております。そのためには、絶え間なく鑑みること、限りなく実験すること、止めどなく推理すること、そして揺るぎのない結果に達すること、を指針としております。

引用元:齋藤鑑識証明研究所HP

犯罪鑑識経験年数:29年、警察指紋鑑定件数:約7000件、民間鑑定件数:約790件という経験と実績を持つ保氏の言葉には、大変な重みを感じてしまいました。

こうして真摯に向き合ってくれるプロがいてくれるだけで、安心できますね。

息子:齋藤健吾氏の経歴

  • 23歳の2007年11月、「齋藤鑑識証明研究所」の取締役に就任
  • 論文や文献などを読み漁り、指紋、筆跡、印影などの基礎知識を習得。
  • 2008年2月から、父である保氏の指導の下、指紋、筆跡、印影等の鑑定に従事。
  • 実務経験を積み、鑑定技術を習得。
  • 2010年、保氏の監督の下、指紋鑑定の担当案件を受け持ち、物件検査、指紋の検出、写真撮影、指紋の照合、鑑定書作成などの実務経験を積む。
  • さらに、刑事裁判や民事裁判に提出される高度な鑑定に携わり、鑑識の知識、考え方を習得。
  • 2011年、東京鑑定事務所に出向し、筆跡、印影鑑定の新たな知識、検査方法を習得。
  • 2013年、日本筆跡鑑定協会に入会
  • 2018年5月、「株式会社齋藤鑑識証明研究所代表取締役に就任

父である保氏の指導の下、鑑定の世界に1歩踏み出した健吾氏。

偉大な父の背中を追いかけ、必死で知識や技術を習得してきた姿が目に浮かぶようです。

鑑定の世界に足を踏み入れてから、およそ16年。

これまでに、鑑定件数:約1090件、鑑定年数:16年、冤罪事件にかかる指紋鑑定、足跡鑑定、痕跡鑑定、事実解明鑑定などの多数の困難事案にも携わり、経験と実績を積み上げてきた健吾氏。

そして、父である保氏に認められ、「株式会社齋藤鑑識証明研究所」の代表取締役に就任されたのでしょう。

健吾氏も、自社のHPで、信念を語っていました。

鑑定を行って、ご依頼者様の期待する鑑定結果ならば、問題は解決しますが、もし期待する結果ではなかった場合は、解決されないのでしょうか?
 実は、そうではありません。
根拠のある答えであれば、ご依頼者様は真実を受け入れて、納得して下さいます。これが「真実の力」だと思います。そのため、私はいつも真実を提供し、気持ちが前へ進んでくれる事を信念に鑑定を行っております。

引用元:株式会社齋藤鑑識証明研究所HP
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指紋にもタイプがあるの?

そもそも、指紋ってどんな役割があるか知ってますか?

私も考えたことがなかったので、この機会に調べてみました。

指紋とは、滑らずに物をつかむために必要なものなんだとか。

そして、触ったものを感知して、重さや温度などの情報を脳に伝える役割があるそうです。

ただし、中には、生まれつき指紋がない人もいるのだとか。

世界でも数件しか確認されていないほど珍しいことのようですが、遺伝子の変異で発生するようです。

すると、入国審査で指紋の提出が必要な場合、大変時間がかかるなど、不便な一面もあるようです。

少し、話が脱線してしまいましたが、指紋にもタイプがあるという話に戻しましょう。

指紋には、大きく分けて、3種類のタイプがあると言われています。

  • 渦状紋
  • 蹄状紋
  • 弓状紋

の3種類です。

一人として同じ指紋を持った人物は存在せず、自分の指紋ですら指によって違うのだとか。

さらに、親子であっても、絶対に同じになることはないとのこと。

非常に似ているというケースはあるようですが、鑑定すると違う鑑定結果が出るのだそう。

人の数だけ存在している指紋でも、タイプ分けをしてみると3種類のみになってしまうなんて、なんだか不思議ですね。

親子で比べてみると、父親似だとか母親似だとかが分かるそうなので、見比べてみるのも面白そうですね。

思わず、自分の指紋をじっくり眺めてしまいました。

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指紋鑑定士齋藤親子が『マツコの知らない世界』に出演

そんな指紋鑑定士の齋藤親子が『マツコの知らない世界』の「指紋の世界」に出演されます。

超激レアな指紋や、すぐにわかる自分の指紋タイプ、最新の指紋採取法や指紋鑑定により解決したトラブルの実例なども紹介してくれるそうです。

これまで身近にありながら気にしたことのなかった指紋ですが、今後は、色々と知りたくなってきてしまいました。

まずは、『マツコの知らない世界』の「指紋の世界」で、勉強したいと思います。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、『マツコの知らない世界』に出演される指紋鑑定士の齋藤親子について、ご紹介しました。

指紋鑑定士という方々がいることすら知らなかった私ですが、齋藤親子のことを調べていくうちに、「指紋の世界」に興味津々になってしまいました。

警察機関で、指紋鑑定をはじめ、鑑定のスキルと実績を積み重ねてきた父親の齋藤保氏。

その父の背中を見て、鑑定の世界に飛び込み、父保氏の指導・監督のもと、確かな経験と実績を築き上げてきた健吾氏。

トラブル解決を希望する方たちに真摯に寄り添い、鑑定によって真実を証明し、依頼者が前に進む手助けをしてくれています。

今後、益々のご活躍を期待しております。

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