こんにちは、ayurinnです。
2025年1月23日に米国映画芸術科学アカデミーが、「第97回アカデミー賞」各賞の候補作を発表。
候補作の中には、日本人監督が制作した作品が、なんと3作品も選ばれていました。
どんな監督さんが作った作品なのか気になりますよね。
そこで、今回は、短編ドキュメンタリー賞部門の候補作品に選ばれた『Instruments of a Beating Heart』の監督・山崎エマさんについて、徹底調査したいと思います。
- 山崎監督の経歴は?
- 結婚した旦那さんはどんな人?
- 子供はいるの?
などなど、気になる情報をご紹介していきますよ。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
山崎エマ監督のwiki経歴!
日本人の母とイギリス人の父の間に誕生した山崎エマ監督。
日本とイギリスの血を引く彼女は、ニューヨークにもルーツを持つ日系イギリス人。
大阪の公立小学校に通い、中学校から高校まではインターナショナルスクールへ。
映画監督を目指していた彼女は、19歳で単身渡米。
ニューヨーク大学映画制作学部に進学し、映画の本場アメリカで専門的知識を学んだのだそう。
ニューヨーク大学映画制作学部といえば、言わずと知れた名門大学。
大きなスタジオが設置されており、最新鋭の編集機器や音響スタジオも完備。
キャンパスもハリウッドに近いため、映画業界とのつながりも申し分ありません。
その後、ドキュメンタリー界の巨匠といわれるサム・ポラード氏の編集助手として、2本の長編映画の制作に参加。
卒業制作の『NEITHER HERE NOR THERE(故郷であり故郷にあらず)』が、大学やインターナショナルスクールの教材として使用されるなど、若いころから、才能を開花させていました。
そんな有名大学で、みっちり映画の制作技術を学んだ山崎監督は、HBOやCNNなどでドキュメンタリー制作の現場を経験。
そして、2014年に『おさるのジョージ』の原作者夫妻の半生を描いた長編ドキュメンタリー作品『MONKEY BUSINESS: THE ADVENTURES OF CURIOUS GEORGE’S CREATORS(モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険)』を制作。
2016年には、クラウドファンディングを活用し、2,000万円弱の資金を集め、同作の監督、プロデュース、編集を手掛け、2018年の夏に日本でも公開され話題に。
その後、山崎監督の3本目の長編監督作品『小学校~それは小さな社会~』が、2023年の東京国際映画祭でワールドプレミア上映。
この作品は、山崎監督自身が感じた違和感から制作されたよう。
日本の普通の小学校に通っていた6年間の経験により、インターナショナルスクールでの環境にカルチャーショックを受けたという山崎監督。
その違和感は、大学卒業後のアメリカでの就労現場でも感じたのだそう。
日本人が常識として行っている「時間通りに出社する、自分の仕事に責任を持つ、チームワークをよくする」という行動が、アメリカ人からすると「すごく働きますよね」「すっごい頑張りますよね」と評価されたのだそう。
アメリカ人からは特異に見えるこの行動原理は、どこで身についたのか考えてみると、山崎監督が6年間を過ごした小学校での教育が軸になっているということに気がいたのだと言います。
そして、自分がこれまで普通だと思っていたことは、万国共通ではないんだという気付きに・・・。
こうして作られた作品が『小学校~それは小さな社会~』だったのです。
さらに、山崎監督が候補に選ばれた「第97回アカデミー賞」で長編ドキュメンタリー映画賞部門に選ばれている『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』(伊藤詩織監督作品)の編集と共同プロデュースを務めているのだそう。
こちらの作品も、2024年のサンダンス映画祭で上映され、高評価を受けた作品。
これほど高い評価を受けるドキュメンタリー作品を次々と制作する山崎監督の活動から、目が離せませんね。
山崎エマ監督の結婚した旦那さんも凄い人だった?!子供はいる?
2017年、映画プロデューサーのエリック・ニアリ氏と結婚。
監督とプロデューサーのパートナーシップを組んで、作品に取り組むことも多いのだそう。
実は、旦那さんのエリック・ニアリ氏も凄い人だったのです。
1982年に設立された、業界を代表するフィルムの修復と保存を行う会社「シネリック社」の代表取締役を務めるニアリ氏。
新作劇映画、ドキュメンタリー、4K修復プロジェクトを多数手がける敏腕プロデューサー。
ニューヨークで生まれ育ち、ノースウェスタン大学で経済学を学んだ後、JETプログラム参加のため日本へ。
慶応大学で日本語を学び、KADOKAWAとマーティン・スコセッシ監督の財団と4K修復プロジェクトを手掛け成功に収める。
他にも、妻の山崎エマさんと共同で手掛けた『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』は、日本でも話題に。
ご夫妻で、競争が激しい映画界で活躍されているなんて、本当にすごいですよね。
そして、お二人には、2022年に誕生した息子さんがいます。
現在、2歳の息子さんは、かわいい盛りでしょうね。
クリエイティブな才能あふれるお二人に育てられる息子さんは、どんなお子さんに育つのでしょうか?
他人事ながら、将来性を期待せずにはいられません。
山崎エマ監督の『Instruments of a Beating Heart』がアカデミー賞候補作に!
今回、アカデミー賞にノミネートされた山崎エマ監督の短編ドキュメンタリー作品『Instruments of a Beating Heart』は、『小学校~それは小さな社会~』から生まれた短編版。
日本人監督して、短編ドキュメンタリー賞部門にノミネートされるのは、史上初とのこと。
「ニューヨーク・タイムズ」運営の動画配信サイト「Op-Docs」で配信されています。
気になる方は、チェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「第97回アカデミー賞」短編ドキュメンタリー賞部門に、日本人監督として史上初でノミネートされた山崎エマ監督を徹底調査してみました。
- 兵庫県神戸市で、日本人の母とイギリス人の父との間に誕生した山崎監督。
- 大阪の公立小学校で6年間を過ごし、その後、インターナショナルスクールを経て、ニューヨーク大学映画制作学部に進学。
- ドキュメンタリー映画の巨匠の映画編集に携わったり、BHOやCNNでドキュメンタリーの制作現場を経験しながら、ドキュメンタリー作品の監督・編集者へ。
- 同じく映画のプロデューサーを務めるエリック・ニアリ氏と結婚し、2022年に息子さんが誕生。
今後の活躍も期待されるヤマザキエマ監督に、これからも注目していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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